返金受けました


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あの件はその後どうなったのかね?

と訊かれた訳ではありませんが
内心気になっている人もいらっしゃるでしょうから...


ライオン『氷殺ジェット』の返金は
9月の終わりに額面1,000円の定額小為替が送られてきました
送付にあたっては配達記録郵便が使われており
現品回収の際も最初に箱を送ってきて、それをクール宅急便で回収するなど
直接の費用だけでも相当かかっていますね
大企業でなければここまでできませんよ

それにしても、これは商品に欠陥があったわけではなく
消費者が誤った使い方をしただけなのに(とワタクシは認識してます)
こんな騒ぎになってしまい、メーカーはお気の毒だと思います
大企業ほど叩かれる、隙を見せられない。つくづくそんな例だと感じました


サンライズ『ほねっこ』はどうなったかと言いますと

  たまたま11月9日にメーカーのウェブサイトにアクセスしたのですが
  その日に社長が交代し、「回収」という言葉を前面に出して
  「返金」または「交換」だったのを「返金」一本にしていました
  …バーコード部分や空き袋を送るというのは変わりませんでしたが

先週末、現金書留で1,280円が送られてきました

空き袋を送るだけでいいやん、とか、現金で返したろというのは
実質主義で、いかにも大阪っぽいですね(笑)…いや、笑い事ではないか
それにしても80円という半端な金額は何でしょうか?
内訳を見ると、商品代金が1,200円で、空き袋の送料が80円ということだそうです
ちゃんとこちらが負担した切手代を返してよこしたのですね
この辺はキッチリした会社だと感心しました


実は、ワタクシこれまでにも何度か不良品にあたったことがあり
メーカーに送って交換してもらったことがあるのですが
考えてみたら、ほとんど送料の実費を返してもらったことがないのです

お詫びの印として、送り返したもの以上に品物をもらったことはありますよ
でもそれは「お詫び」であって、送料を「返した」ことにはならないはずです
人によっては、例えば異物の入った食品を返品し
ごめんなさいと段ボール箱で良品をもらっても
「お前のところのものは食べたくない」と思う人だっているじゃぁないですか
また、「お詫びはいりません、これを契機に今後ちゃんとした製品を出してください」
と言う人も、決していないとは限りません

そういう人たちに対するためにも
せめて返送料は「立て替えてもらった」と解釈して
返金するとか切手を返すのが礼儀ではないでしょうか


もうずっと前になるのですが
玄関脇に設置するソーラーライトが不良で
何度か返品・交換を繰り返したことがあるんですよ

モノがモノですから送料も一回につき1,000円くらいかかるわけです
…結局高いものにつきました

そういえば、娘が買った本が落丁で出版社に送ったときも
出版社ではなく、倉庫会社から本だけが送られてきたなぁ
送り状も、もちろん詫び状も送料もなしに