クリスマスケーキ

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ほかに誰もいない仕事場で黙々と仕事していたら
ケータイからメールの着信音が聞こえてきました

数日前に取引先の人と話していて
「家からの電話やメールって、帰りにアレ買って来いってのばっかりだよ」
「はは、まったくだね。ウチもそう」
なんて話していたのですが、今回の指令は卵や牛乳ではなく
クリスマスケーキを買って帰って来いというものでした

クリスマスイブは明日の晩だけど、それだと翌日が仕事だから
だったら今夜のほうが気持ちがゆったりできるからね
…でも、年賀状書いたりしなくっちゃだからノンビリもしてられないな

ということはさておいて
以前はこの時期、特に12月24日にもなると
商店街を歩くと普段は食品を扱っていない店までもが
店頭に箱を積み上げて「クリスマスケーキいかがですかぁ」と
売り子さんが声を張り上げているのが定番だったと思うのですが
ここ数年、そんな光景を見た記憶が無いのです
事前に予約をして、当日引き取りに来るだけ
というスタイルが定着しているみたいなのです

スーパーやコンビニなんかは特にそうですね
いきなりふらっと行っても売っていません
町の小さな洋菓子屋さんはそれこそ生産能力が予約分だけで一杯です
というわけで中堅の、県内や周辺に店舗網をもっているようなお店に行って
上の写真のケーキを、まぁ何とか無事に買って帰ることができました

たしかに箱を積み上げる当日売りは売れ残りのリスクが高すぎて
お店にしても、そして食べ物に対してもモッタイナイことですから
堅実に予約が主流になるのはいいことだと思いますよ
でも、夜遅くなって忘年会で酔っ払ったお父さんが
家族への申し訳のように買って帰る姿ってのも
「三丁目の夕日」的で、ちょっと切なく、好きな情景なんですけどねぇ

…それに、25日になったら安く買えるというのも嬉しいんだけど (^^)