近くて不便な
仕事始めの今日、自分の口座がある銀行に行ってきました
なにせ普段は別の町で仕事してますから
この年末年始で「ワタクシが休みで銀行が営業している」のは今日だけなのです
これを逃すと次は夏休みまで待たなくてはなりません
ATMや郵便では済まない用事がありまして、それはつまり例の「文字更正の申し出」
銀行の用語では「字体変更」というらしいですが
事前に電話で問い合わせたら、今は手続きと言うか用意するものが簡単ですね
訂正の裏書がある運転免許証があればいいらしい。もちろん通帳と印鑑も、ですが
昔はやれ謄本持って来いだのと面倒で
結婚して姓が変わった女の子など
変更するより解約して新規に口座を作るほうが簡単だと言っていましたっけ
でも今はクレジットやら公共料金の自動引き落としもあるので
個人でもそうあっさりと口座番号を変えたくありませんからね
前にも書きましたが、他の銀行や健康保険、厚生年金、雇用保険など
すべて通用字体なんですよ
住宅ローンの契約をするときに謄本と名前を合わせる必要があり
返済口座としてこの銀行に口座を作ったのですが
これもやっぱり「同じ字を使ってください」と言われてそうなったんですね
で、その住宅金融公庫のほうも「字体変更」の届けをしなくっちゃならんかと思ったら
銀行の人が言うには「別にあわててやらなくてもいいんじゃないですか」だって
つまり、通常の返済なんかは銀行の口座からお金が落ちるので
銀行の口座さえ正しい字になっていれば問題ないだろうということらしいです
ま、銀行の口座引き落としや振込みだって半角カタカナで行われるから
正字だろうが通用字体だろうが、読み方が合っていれば問題なさそうなんですけどね
それでも直すことにこだわったのは
ネットバンキングの申し込みをしようと思ってるんですよ
そのときに申込書と口座名義の字が違っていると話がややこしくなるので
事前に直しておこうと思い、冬休みになるのを待っていたのです
でも、おかしな話なんですよね
この銀行は以前住んでいたアパートの近くにあるんです
ま、狭い町ですから今の家からだってクルマで10分程度ですが
中には地元の銀行から融資を受けて離れた町に家を買って引っ越す人もいます
やがて「なんであんな不便なところに口座持ってんだろ?」となりかねませんよね
そうそう、最近は不正取引を防ぐために本人確認がうるさくなったり
住所地から離れたところに口座を開設しづらくなっています
前に聞いた話では、都心の自分の仕事場があるビルの1階にある銀行でさえ
「あなたの住所は離れた町ですから」と口座開設を断られた人もいるらしいです
独身者の場合、便利なのは住所地よりも勤務地ですよ
昼休みに電車で何時間もかけて家まで帰れないんですから
そういえば、前は都内に通勤・通学している埼玉県民は
新宿の「埼玉県情報センター」でもパスポートが取得できたけど
あそこは閉鎖されたみたいですね。別名「埼玉領事館」