真・360度歯ブラシ
一年ほど前に『360度歯ブラシ』というものを紹介しましたが
その後実際に使ってみて、なかなか快適に磨けることに気を良くしました
難点といえば、まぁこれは個人的な事情になるのですが
近所で売っていないということと、値段が高いこと
見つけた時にまとめ買いするにはちょっと躊躇するんですね
どこか頭の中で「たかが歯ブラシごときにこんな大金を...」みたいな気分があるんです
一本ずつならそうでもないんだけどね
そんなわけで昨年末に『ジョイフル本田』に行く機会があったので
そのとき一本買ったやつを使っていたのですが
先日、使い終わって洗っているときに、ぼんやり他のことを考えていたのかなぁ
つい力が入ってブラシの根元がポキッと折れてしまいました
仕方なく近所のドラッグストアに行って、とりあえず何か良さそうなものはと探したら
それまで使っていた『デントレディアス』によく似たものがありました
商品名を『たんぽぽの種』というそうです(写真右)
これまでのものが、透明ボディで清涼感があり、そこも気に入っていたのに比べると
こちらはもっさりしています
…が、「しなやかさと強靭性」のあるポリプロピレンを使っているそうですから
ぽっきり折れるということがないかもしれません
『デントレディアス』がどんな材質だったかは
パッケージを捨ててしまっているので不明ですが (^^ゝ
で、てっきり他社の類似商品かと思ったら、同じメーカーの製品なのですね
ならばブラシ部分の心地良さは同じだろうと思って買うことにしました
使ってみると、いくつかの点で「良くなっている」事に気づきます
値段が少し安くなっているというのは買う前に判りました (^^)
今も息子が使っている『デントレディアス』と並べると
ブラシ部分が少し短くなっています…毛足ではなく円筒の高さ部分
それと、ブラシの層の密度が粗くなっているようにも見えます
これが価格に反映したのかもしれませんが
それ以上に一本一本の歯が磨きやすくなっています
歯を包み込むように磨けるし、口の中での取り回しも邪魔になりません
それとボディ(柄)
色といい、もっさりした形といい、ちょっと野暮ったいなとは思うのですが
「どの向きでも持てる」というユニバーサルデザインになっているのです
『デントレディアス』は手に馴染む形に作ってあり
親指を当てるでっぱりもあったりして、これはこれで持ちやすく作られてはいます
が、それって「持つポジションが固定される」ということですよね
つまり、何が言いたいかというと
これだと「主に歯に接する部分というのが常に一定」なのですよ
すると、360度歯ブラシといいながら「ブラシの傷み方が偏る」わけです
…もったいないじゃないですか(笑)
本来的にはユニバーサルデザインとは
手の大小や持ち方(ペングリップ、パームグリップ、フォークグリップなど)
そういうものに対して言ってるということは、一応承知してますよ
つまり、快適に歯の裏表が磨ける。舌ブラシにもなる
という従来の性能に加えて
近所で買える、安い、ブラシがまんべんなく減る
という利便性・経済性が加わったわけですね
まぁ後段は個人的すぎるメリットなのかもしれませんが (^^ゝ
お薦めの歯ブラシです
そうそう、昨年もうひとつ紹介した『クルン』ですが...
メーカーには申し訳ないけど、あれってアイデア倒れみたいな気がします
少なくともワタクシには使いづらかった
口の中でブラシの根元部分が歯にガチガチ当たってしまうし
そもそもヘッドの移動に追従してブラシが回転したら
汚れを「掻き出す」ことにならないんじゃないの?
…「しなるロッド」は良かったんだけどなぁ