入場券

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秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)では4月1日に
「黒谷駅」を「和銅黒谷駅」に改称したそうです
で、関連グッズとして「記念乗車券」と「入場券セット」を販売しているのですが
乗車券はともかく、入場券セットというのがちょっと意味不明ですね
だって、駅名改称記念なら和銅黒谷駅のだけでいいはずですよね
どうして全35駅がセットなんでしょ?

  まぁ、そのココロは想像つきますけど...
  記念乗車券も、隣の大野原駅まで160円と
  本社のある熊谷駅までの800円が2枚セットで960円になっています
  (秩父鉄道からのおしらせ)


ところで、ワタクシ最近は鉄道そのものを使う機会もめっきり減ったのですが
入場券というものに馴染みがなくなりました
それでも学生の頃は、旅行自体はフリー周遊券で列車に乗っていましたが
その町(駅)を訪ねた記念として入場券を買い求めていましたし
就職や進学で町を離れる友人をホームまで見送ったものです
また、ホームで万歳三唱や胴上げをしている新婚旅行の見送り風景も見かけません
…今は駅まで行かないし、行ってもせいぜい改札口まででしょ

あ、そういえば以前、東京のどこの駅だったか
線路が町を南北に分断しているのに自由通路がなく
開かずの踏切に業を煮やした人たちが入場券使って北口-南口を通り抜けている
という話を聞いたことがありましたなぁ。定期入場券持ってたりするんですよ
今は駅ナカで買い物をするためだけの時は入場券を買わなきゃならんのかな
ちなみに、Suicaそのものは入場券としては使えないそうなので
Suica対応の券売機で入場券を買う必要があるそうです


でもね、そういう大きな駅だったらホームに見送りや写真を撮りに行ったり
駅ナカで買い物をしたり通り抜けるために入場券を買うのも納得するけど
この程度の規模の駅では、やっぱり「記念」でもないと...ちょっとなぁ

秩父鉄道明戸駅。以前は無人駅でしたが、今は駅員が配置されています
 
なんかすごくローカルな雰囲気が出ています