スカイウォーカーになった

 
土曜日(9日)は義父の墓参で横浜に行ってきたのですが
墓参というのはほとんど名目、夏休みだからとちょっぴり浮かれ気分で
東北道を経由して、首都高速6号線を隅田川に沿って走り
レイボーブリッジを渡って湾岸線を横浜へ向かう、お得意の『橋巡りコース』

いつものように大黒PAで昼食...のつもりでクルマを停めると
青いTシャツを着た数人の人たちが団扇と一緒にチラシを配っています

『スカイウォーク』で夏祭り開催中!」「中学生以下入場無料」

スカイウォークというのは横浜ベイブリッジに付属する遊歩道で
歩いて対岸まで渡れるのかと思っていたのですが
どうも途中まで行って戻ってくるスタイルのようです
で、大黒PAにクルマを置いて、人間だけ行ってくる事が可能らしい
イベント案内のチラシと一緒に貰ったリーフレットには
軽飲食ができる売店があるとも書いてあります...

ちょうど昼時で大黒PAの軽食コーナーが混んでいたので
そっちに行ってみるかと思ったのですね
実を言うと、ワタクシは煙同様に高いところが好きなナントカで
以前からちょっと興味があったのです


 
アップで見ると巨大宇宙船母艦のブリッジのようですが

こんなふうに橋の裏側に張り付いてぶら下がってます

連絡通路...というよりは関係者用出入り口に設けられた改札で
戻ってくるときのための入場券を発行してもらい、大黒PAの外に出ます
ここからスカイウォークまでは、港湾倉庫街の雰囲気あふれる道を300メートル
海に面した静かな公園の橋脚の脇にその建物はありました
広い駐車場にクルマの姿はほとんどありません

というような状況で、だいたい想像していたとおり
中に入るとお客さんはほとんどいませんでした...ずいぶん立派な施設なんですがね
たとえば小学生の社会科見学とか、年末年始の特別な日などは
それなりに人が集まるのでしょうが、ふだんから賑わうところではなさそうです
とにかく今日はイベント開催日なのですが、閑散としています
料金を払って中に入るとアンケートをどうぞ、輪投げはいかがですか、と
イベント関連の声をかけられて、あっという間に手の中はパンフや景品でいっぱいです

目ざとい人は外の景色で気づいたでしょうが、これは帰路の写真です...行くときは往復別の通路とは思ってなかったモンで「帰りに写真撮ろう」と考えていた (^^ゞ

いや、こちらはロビーで遊ぶために来たのではなく
スカイウォークと軽食が目的だから、またあとでと振り切ってエレベーターで4階に
ここから橋の下層部分に沿って次の橋脚まで歩道があるのですが
きれいに囲われている上に、床から下が覗けないのでスリルがありません
ガラスとかグレーチングだったら面白いんだけどなぁ
映画『STAR WARS』だったら足がすくむようなところで
ルークとダースベイダーがライトサーベルで戦うところですが
これはまるっきり普通の廊下です
ただ、ひとつだけ普通ではないのが窓ガラスがはまっていないというところで
風雨の強い日には歩きたくはないですなぁ

子供たちがまだよちよち歩きの頃は山下公園を歩くだけで満足できたのだが...

本当は、この日はみなとみらいに行くつもりだったのですが、ここで時間を食ったので寄れませんでした

残念ながらこの日は天気がパッとせず
対岸の山下公園やみなとみらい地区さえも少しぼんやりとして見えました

というわけでケータイからの投稿写真になるのです

というところを歩き終え、スカイラウンジに到着です
中に入って行くと、弁当持参のご夫婦が一組いるだけでした
...軽飲食ができるという売店のメニューは推して知るべきです

それでもホットドッグやたこ焼きなどで腹をなだめ
再びスカイウォークを歩いて戻ってきました
ちゃんと一方通行になっていて
往きは横浜港側、帰りは東京湾側と両方見てこれるようになってるんですね
途中には無料で使える望遠鏡も何箇所かに設置されており
こんなに立派な施設が閑散としているなんて、ほんとうに勿体無いことです

いや、だからこそ大黒PAで一所懸命チラシを配ってたんだ
我が家がラウンジから戻ってくると
イベント会場には子供を連れた家族連れが何組か来ており
大黒PAに戻る途中でもチラシを手にして歩く人を見かけました

貸切でパーティもできるそうですから、結婚披露宴なんかいいかもしれませんね
でも、料理を運ぶのって、『海ほたる』以上に大変だろうなぁ
 

最後に娘はイベントの「輪投げ」「スーパーボールすくい」「ヨーヨーつり」をこなしてきました