不快な本

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夏休みは読書をして過ごそうと、何冊も用意していたのですが
休暇が始まる前にあらかた読んでしまったというのは既報の通りです
でも、小さい活字がびっしりと700ページ超の分厚いやつを温存していたのです
そして予定通りごろんと横になって読み始めたのですね...

ページの間に嫌なものを見つけてしまいました

毛が挟まっているのです

いや、ワタクシも抜け毛が多い方ですから
1本くらい「はらり」というのであれば許容しますよ
でも、そんなレベルじゃないんです
次のページには2本あったり、さらに数ページ先にも1本
その次のページにも、そのまた次のページにも...

不思議なことに
挟まっているのは両端のエッジがキリッとした数センチの長さの毛で
「抜け毛」というよりは「切った毛」みたいに見えます

「床屋で散髪してもらいながら読んだんかいな?」

この本を読むのを楽しみにしていたのですが
さすがに気持ち悪くなって読むのをやめてしまいました

以前、新聞の投書欄だったかで同じような話を読んだ気がするけど
まさか我が身に降りかかるとはねぇ

今日から仕事が始まったし、貸し出し期限も迫っているので
帰りに返却してきました
こういう時って、図書館の人に言ったほうがいいのでしょうかねぇ?
それとも黙って返せばいい?
判断をつけがたいのですが、とにかく今日は月曜で休館日ですから
無人の図書館に行って返却ポストに投げ入れてきました

ネットの蔵書検索でこの図書館が所蔵していることを調べて
わざわざ閉架書庫から出してきてもらった本ですから
ワタクシが返したあとは、また当分誰かによってページを開かれることはないでしょう