Jew's Harp

 


こないだ紹介した『誇り高き男』のバックで
びょんびょんびょん♪ と不思議な音を出していた楽器です

ネットで見た限りでは、最近は「ジューズハープ」と呼ぶようですが
ワタクシはこれを「ジョーハープ」という呼び名で覚えていました
そういえば先日、焚き火の前でこれを鳴らしていたら
そばにいたSさんに「あ、ジョーハープね。スヌーピーの」と言われましたっけ

西部劇の劇伴に使われたり、スヌーピーが愛用していたりで
アメリカの楽器と思われる人もいるでしょうが
  実はワタクシもそうでした
これはけっこう世界中に同じような楽器があるそうです
アイヌの楽器、ムックリもその一種です

もうずいぶん長いこと触っておらず、小物入れの中で埃をかぶっていたのですが
久しぶりに探し出してきて埃を払うと錆もなく、ちゃんと音が出てくれました

いつ、どこで買ったんだっけなぁ?
記憶がハッキリしないのですが、おそらく25年ほど前に
御茶ノ水の楽器屋の店先で買ったんじゃないかと思います

大小2個持っていて、大きいものでも8cm程度ですから
ポケットに入れて気軽に...と言いたいのですが
弁を指で弾く部分が折れ曲がって飛び出しているので
ズボンやシャツのポケットに入れられません
せいぜいゆったりとした上着のポケットくらいです

その点ではムックリのほうがシャツの胸ポケットに挿しておいて
サッと取り出して弾けるから便利というかカッコいいのですが
あれはなかなか綺麗な音が出せないので
酔った座興に鳴らしてみせるのにはこちらがいいのです

ホントは座興ではなく、そよ風が吹いているところで鳴らしたいんですよ
頭蓋骨に響きますので演奏していていい気分になります(笑)