熱中症

 

今年5月、森林公園にてSasuke1.jpg

日曜日(26日)、危うくサスケを熱中症にしてしまうところでした
...いや、大事には至らないまでも、してしまったのでした

朝、7時前に散歩に出て、いつものコースを1時間ほど歩いてきたのです
  そういえば、例の自転車はありませんでした
まだ気温も上がる前だったし
それに川沿いの桜並木の道は普段歩く東側の農道ではなく
木陰ができる川を挟んだ西側の市道を歩くなど
それなりに気を遣ったつもりでした

サスケが舌を出してハァハァいいながら歩くのは真冬でもいつものことだし
歩き方も普段どおりなので、何も気にすることなく家に帰ってきたのです

帰宅すると、庭の土の上に腹ばいになります
そこで水を飲まれると身体が泥だらけになって困るので
玄関ポーチのところにバケツに汲んだ水を置いて見せても
サスケはやって来て飲もうとしません

そのうち身体を投げ出すようにして寝転んでしまい
動こうともしなくなったので
こちらから水を持って行って飲ませ、家の中に入れました
...普段はリビングルームで飼っているのですね

しばらくすると、息子の「サスケが吐いた!」という声

行ってみると、サスケが嘔吐していました
胃の中に残っていた前夜のドッグフードと、先ほど飲んだ水

床の掃除をしなくては、なので再びサスケを庭に出すと
サスケは呆れるほど長時間水を飲み続けました
そして庭でおとなしくしているときの定位置である
濡れ縁の下の自分で掘り下げた窪みに入り
やがて、そこでまた嘔吐...もう吐くものは水しかないですけど

ここに来て呑気なワタクシも熱中症に思い至りました
庭に出て、動くのを嫌がるサスケの首輪をつかんで引きずり出し
カーポートまで引っ張っていってホースで水をかけます
  吐瀉物で汚れた身体を洗う目的もありますが
シャンプーを使わないので水をかけても結構はじくんですね
表面が濡れても、なかなか皮膚まで水が通ってゆきません
背中からだけではなく胸や腹、そして脇の下なども冷やすようにします
脇の下を冷やせというのは、人間用の熱中症対応で習いました
サスケはされるがままに水をかけられ
いつもは元気に地面と平行になっている尻尾も、だらんと下がったままでした

その後、部屋の中に入れてエアコンをかけておいたところ
あと一回ほど少量の水を嘔吐しましたが
それ以上は容態が悪化することなく、徐々に快方に向かったようです


イヌは汗で体温調節するのが不自由だから
毛の長い犬種は体温がこもりやすいから

頭では知っていても
まさか朝の散歩で...
去年はもっと暑いところを平気で歩いていたのに...

危うく油断が大事を招いてしまうところでした。反省です
 

同じく、森林公園にて