常盤台写真場(江戸東京たてもの園)
北向きに大きな摺りガラスの明り取りの窓を設けるのは
ムラの無い自然光を取り入れるためで
画家や写真家のアトリエによく見られる手法です
なるほど、この日は雨まじりの天気でしたが
柔らかな光が差し込み、落ち着いた雰囲気が漂っていました
どうやらこの写真館、今も板橋で営業しているみたいですね
とはいうものの
ワタクシはここを訪ねて徳島の立木写真館を連想してしまいました
写真家、立木義浩さんのご実家
...というよりも、『なっちゃんの写真館』です
毎月第3土曜日に、このスタジオで写真を撮ってもらえるとか
古めかしい服を着て訪ねてみたいなと、ちょっとそう思ったのでした
コメント
トチロウ
この写真館、写真機(カメラと言うより写真機、ですね)は
黒幕がかぶされているのでわかりませんが
写真機の台座や丸椅子以外は、現代の写真館、と言っても
十分通用しそうですね
特に天窓の雰囲気は、まったく古めかしさを感じません
ただ、黒光りしている木の床には、時代を感じます
私が通っている、仙台市泉区の斎藤写真館にもスタジオがありますが
この写真館は今でもスタジオでは大判の銀塩フイルムを使っている
「銀塩」カメラマンです
私もここのご主人の影響を受けて、メインは銀塩リバーサルで
撮り続けています
今日も、1本リバーサル現像に出してきます
27年前の OM-2N を現役で使っている トチロウ でした
まつお
▽トチロウさん
写真館の写真って、背景の風合いが独特だと思います
知人に、毎年正月に家族で写真館に行き
一家揃って写真家で撮ってくる人がいますが
友人家族だけではなく、写真館にとっても
それは価値のある写真集になると思います