S.O.S、その効果は如何に?

 
お待たせしました~って、誰も待ってへんかったりして (^^ゞ


例のS.O.Sを使った音程補正の検証ですが
こんな具合にクランプでテーブルにカメラをセットしまして
ギターのフレットを押さえながら余った指でレリーズを持って
アシスタント無しの家内制手作業でやってみました

やり方は単純でして
  1)まず開放弦で音を合わせる
  2)1フレットを押さえて弾いてみる:写真左側
  3)S.O.Sをセットして開放弦で合わせる
  4)1フレットを押さえて弾いてみる:写真右側

細かい理屈はあとにして、まずは結果を...

 1弦
 2弦
 3弦
 4弦
 5弦
 6弦

ま、予想通りというか能書きどおりというか
フレットを押さえる事で張力が増すので1フレットの音は高めになり
弦を緩めてやればそれは解消するのですが、それでは開放弦の音が低くなる
それをS.O.Sを使って弦長を短くすることで補正している
...ということですね(そうとばかりは言い切れない写真もありますが)

ここに載せた写真を見る限りでは、装着した方が良いように思えます
しかし、実際のところ、ほんのわずかな違いでしかありませんでした
それに1フレットが補正されても、他のフレットではまだ合っていなかったり
弦を弾く勢いやフレットを押さえる加減でも音程が変化しますしね
この結果がすべてでは無いと思います

とはいえ、耳の鋭い人にとっては
和音が綺麗に聞こえてくるだろうと思います


この写真の実験だけではなく
チューナを着けたままいろいろ音を出してみて
ワタクシのギターの音痴ぶりも判ってきました...特に6弦が酷い
写真ではかなり補正されているようだけど、3フレットになるとメロメロ
こういうのはサドル側で補正するしかないのかな?

そうそう、例の3弦のモンダイですが
やっぱエレキ弦用の補正値はワタクシのギターには合わないみたいです
  と、写真で見るほど違いは気にならないのですが
削り落としちゃった方がいいのかなと思いますが
ベークライト製のこいつをカッターナイフで削れるかな?
ま、硬さや脆さということもそうだけど、細かい作業だしなぁ
ダイソーでルーターが630円で売ってたけど、わざわざこのために買うのもね

歯医者さんだったらこういうことって得意そうだけど
頼むわけにはいかないしね (^^ゞ
ま、ギター好きの歯医者さんで、自分からノッてきてくれる人だったらいいけど