投票用紙
前回、無効投票の話を書き
やっとかめさんと国民審査のことなどをやり取りしていて気がついたのですが
選挙のときの投票用紙って、たぶん我が町だけではないと思いますが、紙じゃないですよね
パルプベースの紙ではなく、プラスチック系のシートです
以前「水に濡れても平気」というのがウリだったメモ帳と同じ材質だと思います
もちろん投票用紙に使う目的は水濡れ対策ではありません
あの紙、というかシートは腰が強くって折り曲げても元に戻るのです
マスコミが選挙速報番組を派手にやるようになってから、というわけではないでしょうが
各地の選挙管理委員会では「開票を早く終わらせる」のが命題になっていて
いろんなグッズを採用したり、手順に工夫を凝らしているわけですが
あの投票用紙もそのひとつなんだそうです...自分で開く
つまり、候補者名を記入した人は、あれを二つ折りして投票箱に入れるわけですが
腰が強く弾力が大きいため、投票箱の中で勝手に開いてしまうのですね
すると開票作業のときにいちいち手で開く手間が省けるので、時間短縮になる
マスコミには早く発表できるし、職員に払う超過勤務手当てが減らせる
...と、こうなるわけです。めでたしめでたし
しかし、この町にはへそ曲がりのワタクシがいます(笑)
ワタクシはいつも候補者名を記入したあと、投票用紙を二つに折り
というところまでは他の人と同じですが
そのあと爪でしごくように何度も折り目のところをこすります
...摩擦熱と圧力で、投票用紙がギョーザみたいに反ってしまうほどに
これくらいやっておくと、ちょっとくらいでは紙は開かなくなるのですが
それでも投票箱の中で何時間も経ってしまうと、やっぱり開いてしまうんだろうね
そう思うとちょっと悔しいですなぁ
もっと細く、例えば八つ折りくらいにして
さらにおみくじみたいに結んでしまうってのは反則なのかなぁ?
それこそ立会人が「え? あれあれ~?」っと奇声をあげそうな気がします
コメント
やっとかめ
あの紙は合成紙のユポかピーチコートでしょう。
合成紙は25年前くらいから、業界でちょっと流行ったんですよ。
種類も多くて色々な利用ができるから。
パンフ・DMや手帳や地図以外に、立体ポスターもあれ。
でもそれ以前は上質紙くらいの紙を利用していたんですよね。
全く記憶にありません。選挙はたまにしかやらないものだから。
まつお
▽やっとかめさん
そうそう、ユポ紙って言いましたね
商品名なんだけど、もはや一般名詞化している
仕事場に届く交通安全や労働衛生の標語を書いた垂れ幕なんかそうですね
キャンペーン期間中の耐久性とか耐候性が必要なんでしょ
投票用紙だと開票場所に集まってまとまるからいいけど
一般家庭や職場にちょっとずつあったんじゃ
回収してリサイクルもできません
それはそうと
ワタクシと同じようなことを考える人は少なからずいらっしゃるようで
ネットを探したら「投票用紙で鶴を折って入れたらどうなる?」
なんて質問を投げかけている人がいましたが
一人くらいならともかく、みんなを煽って大勢でやったら選挙妨害
軽犯罪法やら公職選挙法に抵触する恐れありと言われてました
雀屋
鶴・・・。あの紙で折るのは大変でしょうね(笑)
ワタシは逆に、もう少し投票口が広めだったら二つ折りにすらしなくていいのになーと思ってます。
あの紙、結構厚手でしょ?べつに折らなくても、透けて読まれる心配とか無さそうだし。
あ、折らないなら、あの紙じゃなくてもいいのか・・・。
まつお
▽雀屋さん
あの紙って、投票箱に入れる前から広がり始めると
却って入れ難いんですよね...ワタクシの場合は開きませんが(笑)
ネットでいろいろ探したら、折らないって人も意外といるんです
ただ、あのデザイン、他の自治体ではどうか知りませんが
真ん中に点線が入ったり、用紙の半分しか使わないようになっているので
無言のうちに二つ折りを強制されてしまいます
...点線を無視して横に二つ折りする人も少なからずいるようです