心の旅
おそらく今日は
あちこちのブログで省悟さんの事に触れられていると思うのですが
ふと気がついたら、ワタクシ、坂庭省悟というミュージシャンを
ナマで見たことがないのでした
ナターシャーセブンのコンサートを見に行ったときには辞められた後でしたし
3年通った野反湖のコンサートでは、坂庭賢享を名乗っていましたから
その後15年くらいブランクがあって、何かのきっかけで再び彼の歌とめぐり合い
よし、今年は野反湖に行ってナマで聴こう
そう思ったのですが、その年は野反湖のコンサートは開かれず
暮れになって省悟さんは別の場所に行ってしまいました
それでもワタクシは翌年再開された野反湖のコンサートに行き
今年の夏まで6回通っています
いろんな人と出会いました。野反湖だけではなく、他のライブ会場などでも
そんな人たちの多くが省悟さんとの思い出を大切に持っていて
今も、ついこの間のことのように語るものですから
年々彼に対する親しみが増幅してゆき
彼が亡くなっているという実感が無いのです
「噂ばっかり聞かされて、当人とはまた今年も会えなかったなぁ」
そんな坂庭省悟さんと、ようやく会えたような気がしました
会ってみると、何のことは無い
あの坂庭賢享だったわけなんですけど
『心の旅~坂庭省悟メモリアル・アルバム』...
これはまさに省悟さんの歌ではなく
彼の人となりを遺すためのアルバムでした
省悟さんとはこうした形でしか会えなかったけど
この6年で多くの素敵な人たちと知り合えて
つくづくその出会いに感謝しております。合掌
コメント
エンドウマメ
本当に・・・省悟さんと出逢った事で、多くの方々と知り合うキッカケに
なりました。 これも、ご縁だと思います。 マメは10歳からラジオを
聴いて、省悟さんのマンドリンの音色に優しさを感じました。 そして
フォークスでは、スタッフとしてお手伝いする事が出来ました。 そこで
多くのファンの方や、ミュージシャンの方々とも出逢う事が出来て感謝!
まつお
▽エンドウマメさん
マメさんともそうやって知り合った、のでしたね
年々共通の友人が増えてゆくのに
当人とはお目にかかったことが無いというのも
不思議な関係です...省悟さんみたい(笑)
昨夜は佐々木幹郎さんの『雨過ぎて雲破れるところ』にある
「あるフォークシンガーの死」という章を読み返していました
この本を初めて読んだのは小室等さんがきっかけだったのですが
読んでみたら、しっかりと中に省悟さんがいました
そして、この本からまたいろんな人と知り合うことができました