期日前投票

 
投票日として定められた日に、特に何か予定があるわけではなかったのですが
(ウチから見て)市役所の裏手にある図書館に行く用事があったので
ついでに参議院選挙の投票を済ませてきました

  中学校の社会科の時間で
  参議院は任期が6年あって途中で解散することもない
  いろんな人が集まって審議する機関だと習ったのがいまだに頭に残っていて
  「参議院選挙は人を選ぶもの」という思い込みが強くあります
  (だからこそ全国区というものがあったわけですよね)
  それが、比例代表制を採用して「党を選ぶ」選挙になってから
  参議院が面白くなくなってしまいました
  市川房枝さんや青島幸男さんが活躍していた頃が懐かしいです

  タレント候補自体には反対しませんが
  当落ボーダーラインのきわどい順位で名簿に登載され
  単に「党への」集票にだけ知名度を利用されるのは
  見ていて哀れです

  参議院は本来全員が無所属で、議員一人ひとりが
  自分の意見や政策をぶつけ合うところだと思っているんですねどね
  ...理想主義の幻想でしょうか

ま、投票は済ませましたので
このあと2週間
ウグイス嬢が笑顔を振りまいたり、候補者が握手を求めてきても
ワタクシの票の行方はもう変えようがありません

それにしても、今日も市役所は投票する人が途切れていなかったし
NHKの出口調査の人も来ていました
以前同じような記事を書いたけど、あれからさらに期日前投票は定着しているようです
投票率が上がって良いことだと思いますし
実は、本来の投票日以前に大勢が決まっているということになると
「○○です! 最後のお願いに参りました! ○○! ○○をよろしくお願いしますっ!!」
という悲鳴にも似た絶叫連呼という選挙運動のあり方も変わってくるのではと思います
先日読んだ新聞によると
選挙カーがうるさい候補者には投票したくないと思っている人が多いようです
選挙公報や演説会、討論会などで
じっくりと政策を主張していただきたいものです