さよなら Breezing号
時々ランチを食べに行くファミレスの向かいに
自動車解体と再生部品の販売をやっている会社があります
今日の昼休み、いつものように日替わりランチ399円也を食べたあと
国道の向こう側にあるその会社に行き...ステップワゴンを手放しました
...3万円でした
一週間ほど前から『事故車高価買取』を標榜するいくつかの店に打診してたんですよ
でも、帰ってくる見積もり金額はおしなべて15,000円
きのう直接クルマを見てくれた人は
「じかに解体屋さんに売れば重量税が戻ってくるから、結果的に高く売れますよ」
というアドバイスをしてくれました
これらの買取屋さんは「直して売る」「外国に輸出する」のが前提だそうで
車体の流通を頭において買い取り金額を計算しているのですね
解体屋さんはクルマをバラして、金属そのものや部品としての価値を判断します
そのうえ今の制度では、国内で適正に解体されたクルマは
次回の車検までの分を一括払いした重量税の未経過分が還付されるのです
解体屋さんで1万円程度にしか値がつかなくても
車検残があれば、戻ってくる重量税・自賠責保険料を合わせると
買取屋さんの価格よりも高くなってしまという理屈なんだそうです
という話を聞いて、さっそく今日の昼に寄ってみたのですが
いきなり3万円という価格が出たので即決してしまいました
重量税の還付は数ヵ月後だそうです
あらかじめ実印と印鑑証明を用意していたので
その場でトントンと話を進め、現金を受け取り、クルマを置き
帰りの足が無いので、その店の人に送ってもらったのですが
仕事場に戻ってきたときは、まだ昼休みが終わってはいませんでした
思い切りあっさりと別れてしまいましたが
およそ8年8ヵ月、136,500kmにわたって
ワタクシや家族を乗せて、北へ西へと思い出を作りながら走ってくれました
言葉では言い尽くせないほど、感謝の気持ちで一杯です
全国の現役オーナーさん
もし、貴方のステップワゴン(RF3、RF4)が故障したら
埼玉県熊谷市の『ユーパーツ』に連絡して再生部品を探してください
Breezing号が皆様のお役に立って、そして一緒に走ることができますので
よろしくおねがいします
コメント
kume
それはそれはご苦労様でした
別れのときは必ずやってきますが
いつも悲しいものです
やっとかめ
臓器移植みたいですね(笑)。お金には換えられない損失。
しかもたった3万円とは。事故車になるとそうなっちゃうんですね。
まつお
▽kumeさん
この記事の後段の部分を書いていて
不覚にもうるうるしてしまいました
子供の成長期にこのクルマと暮らせたのは
本当に良かったと思います
ご自分のブログは休まれても
引き続きコメントはどんどんくださいね
まつお
▽やっとかめさん
相手方の損保会社は時価40万円で認定したけれど
買取屋さんが持っていた業界のガイドブックでは8万円だったんですよ
(もちろん、通常に走行・売買できるクルマの場合です)
解体屋さんだとクスラップ相場に左右されたり
再生部品は需要とのバランスもあるしで
こんなもんかなぁって感じです
価格うんぬんよりも、適正に処分するということで
社会的責任を果たしたという自己満足を買ったということでしょうかね