この棚、重いもの載せるべからず
(デミオいじり...7)

 
デミオは、見たところ5ドアハッチバックですから
てっきり車検証は「箱型」なのかと思っていたのですが
「ステーションワゴン」で登録されているのですね


そういう先入観があったものですから
荷室を見た時に、黄色い丸で囲んだ「何かを引っ掛けられそうな部分」には
巻き取り式のトノカバーがオプションで用意されているのかと思い
ネットオークションで出品されるのを待ったのですが、ちっとも出てきません
  これは昨年、ワタクシ名義にしたときからウォッチしていたのです

自分が乗るようになってようやく判ってきたのですが
このモデルにはトノカバーではなくリアシェルフがオプションだったようです
...やっぱハッチバックじゃないか

判ったものの、これもちっとも中古は見かけないし、新品は高そうです
ネット上には自作したという記述があちこちで目に付きました
ならばワタクシも作ってしまおうではないか


 

ホームセンターでファルタカ集成材の13mm厚を買ってきて必要な長さに切り落とします
南洋桐とも呼ばれるこの材を選んだのは「軽くて見た目が綺麗」という点です
それに集成材なら、あとで反ったりしないのではないかと思ったのですね



200mm幅の板でしたので、2枚並べて蝶番で連結します
値段が同じだったので鉄の地色ではなく、茶色に塗装されたものを買って来ました



写真はありませんが、
別のホームセンターでニードルパンチカーペットの端切れを売っていて
これがちょうど使いたいサイズだったので99円で購入
これを板に貼り付けるため、ポリプロピレン対応の接着剤を用意します



で、いきなり完成写真です
一枚目の写真で見えていたラゲッジルームサイドバー(通称タオル掛け)を利用して
というより、ただ乗せているだけです(笑)
使ってみてガタつくようでしたら、半固定できるようにチャンネル材をつけるとか
音が出ないようにクッションゴムを貼り付けるとか対策を講じたいと思います

しかし、「板が綺麗」とか「茶色の蝶番を使用」なんて言っても
ニードルパンチを貼ったのではまったく無意味ですね(笑)



いちおう二つ折りできるように作りましたので背の高い荷物は
モノによってはそのまま積めますし
このトレイを使わないときにも収納しやすいのではないかと思います
これで荷室にガラクタを積みっぱなしにしておいても
覗き込まれて恥ずかしい思いをせずに済みそうです


余談ですが、今回必要とした板の長さは98cmだったのですよ
ところが、尺貫法が生きている我が国では板の単位は91cmが主体になります
つまり、98cmの材料を取るために182cmの板を買わなきゃいかんのですね
...ほとんど半分余ってしまう

というわけで、余った板は娘の夏休み自由工作にでも使おうかということになりました
めでたしめでたし(笑)