そばがき

 


夕食の折に、そばがきを作ってみました
年末に『そば遊歩』さんで年越し蕎麦を買い求めたのですが
そのときの「ラニァップ」として蕎麦粉がついていたのですね

そばがき(蕎麦掻)は、蕎麦が救荒作物で
まだそば切りなんて粋な食べ方をされなかった頃
練って団子にして食べるという粉食の原点みたいなものかもしれません
小麦粉の「すいとん」みたいにね

だから地域により人により、いろんなつくり方があるのだと思います
熱湯で練ったり、それをさらに茹でてみたり...
蕎麦粉と一緒についてきた遊歩流レシピは
「鍋に粉と水を入れて混ぜた後に火にかけ、泡立ってきたらひたすらかき混ぜる」
  ちょっと簡略化してます (^^ゞ
という、「あっ、楽そう!」というものでした
だって熱湯を入れて混ぜるのは熱そうだし
それを更に茹でるんじゃ大きな鍋もいるでしょ
これならミルクパンみたいな片手鍋だけでいいですからね

ま、なにせ粉が極粗挽きの「遊歩さんが、そばがきを作るために挽いた粉」ですから
遊歩さんのレシピで作るのが一番ではないかと思うのですね (^^ゞ

というわけで作ってみたのですが、いまひとつ出来上がりが不満です
全体にゆるゆるで、もう少し団子的硬さがあってもいいんじゃないかと思います

じつは、偉そうにウンチクを傾けてはいるものの
そばがきを作ったのはもちろん、食べるのもこれが初めて
20年以上も前に小諸の『やまへい』で隣の席の人が注文したのを見ただけですからね
自分が作ったものが成功か失敗かもよく判ってないのです

ただ、もう少し蕎麦の香りが沸き立ってもいいはずだとは思いますので
週末にでも再チャレンジしてみたいと思うのであります
昼間、遊歩さんに蕎麦を食べに行ったら(新年初営業)
お年賀でまたまた蕎麦粉をいただいてしまったものですから


という話を、ホントは昨夜書いて載せるつもりだったんですけどね
昨日は娘から借りたマンガ本に午後から夢中になって
夜中まで読んでいたもので...(^^ゞ