五家宝
と書いて「ごかぼう」と読みます
名前の由来には諸説があるそうで
「五家宝」という表記も当て字なのかもしれません
隣町・熊谷の名物です
もち米を粉にしてから餅を作り、水あめを入れて乾かしたものを細かく刻んで種を作り
きな粉に糖蜜と水あめを混ぜて作った皮で筒状にくるんだものです
九州から埼玉に引っ越してきて初めて食べたときは
湿気た「おこし」かと思ったものでした (^^ゞ
今日は午前中に熊谷に行ったので
ま、毎日オシゴトで行ってもいるんだけど、私用ってことで
帰りに買ってきたのですね。ちょうど訪問先がお店の近くだったもので
熊谷の名物だけあって、大通りに面した立派な構えの店も何軒かあり
それ以外にも小さなお店が何軒もあるらしいのですが
ワタクシが訪ねたのは狭い一方通行の道に面した『たねに』というお店でした
しばらく前に、ある人のブログで紹介されていて
そういえば五家宝なんてずいぶん食べていないなぁと思ったのですね
それも5年や10年といったブランクではありません
思い出したら食べてみたくなって
どうせなら紹介されていた店で買ってみようと思い
本日の熊谷土産となったわけですが
この店の特徴は「青大豆のきな粉」にあるそうです
価格面の優位性や香ばしさなどから「黄色い」きな粉を使う店が増えている中で
ここはあくまで青大豆にこだわっており
見た目がすがすがしく、上品な甘さのお菓子になっていました
HPを拝見したら、やっぱり現代ですから
遺伝子組み換え大豆も検討したことがあるようです
でも、採用に至らなかったその理由が
「味、香りの面で きな粉にはあまり向いていないと思われます」
安全性が不安だとかなんだとかではなく
あくまできな粉としての評価をして決めた点が明快で気に入りました
自宅で食べるのですから化粧箱は要りません
1本単位でバラ売りしてもらえるのも気に入りました
しかも、かなり割安
例えば箱入り18本・900円、バラ20本・800円
よし、贔屓にするぞ! と思ったのですが
上品な味や雰囲気から、普段のおやつにはもったいないですね (^^ゞ
ま、2月はいろいろありますので、ちょっと奮発した次第です
それと、話の『たねに』(笑)
コメント
エンドウマメ
ご無沙汰しています。 昔はウチでも、取り扱っていました。 でも最近は
需要が少なくて、5年ほど購入していません。 食べたら美味しいのですが
なかなか若い人は、買ってくれません。 ウチでは「ごかほう」と云う様に
呼んでいました。 大豆味が香ばしくて、好きなのですが・・・。
kume
このお菓子食べた事があります
どこで買ったのかは忘れてしまいましたが
旅行先でお土産に買ったような気がします
初めて食べる食感で美味しかった事を覚えています
熊谷の名物とは知りませんでした
虹母
今時は、チョコ味もあるみたいですよん
包装もかなりおしゃれですし^^
まつお
▽エンドウマメさん
名前の由来として、「五嘉棒」と名づけられたのが起源で
のちに「五嘉宝」「五箇宝」という字が当てられたともいいますので
「ごかぼう」の読みはそのまま残ったのでしょう
でも、「五家宝」という表記だけでは「ごかほう」と呼ぶのが自然ですよね
横浜育ちのツレアイも「ごかほう」と呼んでいます
粉が散るので、本を読みながらとかPCを使いながら食べるのには不向きで
それが敬遠される理由のひとつかもしれませんね
「ながら」ではなく、飲み物と一緒にのんびり味わいたいお菓子ですよね
まつお
▽kumeさん
堅いようでいて柔らかい、変わった食感ですよね
季節に合わせて飴の量や練り具合を調整して
一年中同じに味わえるように工夫しているみたいです
熊谷名物ではありますが
エンドウマメさんも書いていられたように他の地方でも流通しているようです
でも、やっぱり熊谷のが一番旨い(お国自慢・笑)
まつお
▽虹母さん
何十年ぶりかで(ちょっと大袈裟?)五家宝を食べたと思ったら
今日はまた別のお店の品を食べてしまいました
(新装開店・初日の製品ですって? めでたいな)
二度あることは何とやらで、明日はそのチョコ味が食べられるかなぁ
...でも、ちょっと不気味 (^^ゞ