公衆無線LAN
昨夜PCを使っていて、うっかりアイコンを間違えてクリックしたら
「利用できるワイヤレスネットワークの表示」
というウィンドーが開き、ついでだから覗き込んでみると
いくつか見慣れないアクセスポイントがあるのに気づきました
まぁこれは以前にも「BBUser」の一件があったので
近所で無線LANを使っている人がいるのだろうと見当がついたのですが
それでも「FON_FREE_INTERNET」というのが気になりました
「FREE」で「セキュリティで保護されていない」ですからね
調べてみたら、やっぱりアクセスポイントを共有する仕組みのようで
FONルーターのユーザー同士が「自分のを使っていいから、あんたのも使わせて」と
アクセスポイントを開放しているのだそうです
FONは安全La Foneraは、安全な2つのWiFiシグナルで接続をします。
1つはプライベート使用で暗号化されたWiFiシグナルです。
2つめは認証が必要であり、全てのフォネロが使用出来ます
「La Fonera」=無線ルーター、「フォネロ」=登録ユーザー(筆者註)
サービス提供者のサイトによると、いちおうセキュリティのことは考えてあるみたいで
PRIVATE(MYPLACE) と PUBLIC(FON_FREE_INTERNET)、二つのシグナルを有しており
「MYPLACE」は暗号化されて自分だけが使えるようになっており
他人が使えるのは「FON_FREE_INTERNET」の方だというのです
もちろんこちらもインターネット側にだけアクセスでき
共有している他のユーザーのPCには入ってゆけない仕掛けになっているそうです
...そりゃそうだわな
ただし、説明をよく読んでみると
あくまで FONルーターのユーザーが相互利用するシステムで
人が集まるスポットに設置された公衆無線LANのように
誰もが高速道路のSAや道の駅のトイレで使えるようなものではなく
道を歩いているとき、近所に使っているお宅があれば、という限定的なもの
それでも個人の所有するルーターという性質上
住宅地を中心に普及すればそれなりに便利かなと思わせるものがあります
あ、今、トイレって書いて思い出したけど
小学生の頃、学校帰りだったかにお腹が痛くなって我慢ができなくなり
通りかかった家のトイレを使わせてもらったことがあったな...まさにこれです(笑)
でね、上で「ユーザーが相互利用」と書いたからにはウチにもFONルーターがあって
ユーザー同士の合言葉を知っている必要があると思うのですが
そんなもの何にもなくて、上の画像にもある「接続」をクリックしたら繋がったのです
ウェブも見られたし、メールの送受信もできました
....大丈夫か、おい!
サービス提供者のサイトも
日本向けのページなのに「FONとは?」という何より大事な説明は英文だったり
当然ワタクシには読めませんでした(って、威張ってどうする > 自分)
サイト内のリンクももところどころ切れていたりで怪しさが漂います
そんなわけで、非常時や外出時の一時使用としてはともかく
頼り切って使うのは、ちょっと薄気味悪いという気がしたのでした
訂正、というか補足です
サービス提供者のサイト、
最初に見つけたのが『FONホームページ』(http://www.fon.com/jp/)だったのですが
今日になって『FON Japan』(http://www.fon.ne.jp/)というのもあることを知り
後者の方が判りやすく作られてはいました
で、1,980円の無線ルーターを買えば、後はずっとお金を払うことなく
といっても回線費用やプロバイダ費用はこれまで通り必要です
世界150カ国100万以上のユーザーが持つルーターが使え...
だから、買わなくたって使えちゃってるんだってば!