沢知恵・あなたがいてわたしがいる
ええ、いきなり手ブレ写真でスミマセン
どうしてコンパクトカメラが満足に使えないんだろ? > 自分
前述のとおり、本日の午後、沢知恵さんのコンサートに行ってきたのですが
開演前のステージです...中央にピアノフォルテが一台置かれています
この「凛」とした雰囲気が
そして胸や背中が大きく開いたロングドレスで現れた沢知恵さんの姿が
ふだん聴きに行くライブとはずいぶん違うのですが(笑)
コンサートが始まってみると、あまり気にならなくなりました
もちろん沢知恵さんがCDで聴いたときと同様、いやそれ以上の魅力で
ぐいぐいと会場を引き込んでいったからです
この日の主催者は、障害児と呼ばれる人を支援する団体で
当然、支援されている側の人もたくさん会場にいて
奇声をあげたり笑い声を響かせたりしているのですが
しばらくすると、これは勝手に声を出しているのではないことに気づきます
彼ら彼女らなりに合いの手を入れたり感想を表現しているのです
なにより、聴くべきところではシンと静まり返るではないですか
ちゃんと沢さんとコミュニケーションしてるんです
そう、昨年の秋に上田の滝澤病院で聴いたラニャップフルのライブといっしょですよ
正直言って、この手の催し、しかもこんな広い会場だと「動員」がかかるんでしょうね
家族親戚はもとより、職場の同僚や近所の人にも
「いいコンサートなんだそうだから、ぜひ聴いて御覧なさいよ」と声がかかる
カンケイ者だってチケットの割り当てがあって大変なんだ...
会場に足を運んだきっかけはいろいろでしょうが
「障害者ががんばっている姿を応援する」というんじゃ偽善っぽかったり
悲壮感が漂ったりもしますから
みんなで素敵な歌を聴いて、一緒に歌って拍手して
気持ちのいい時間を共有する...ホントはそれが何よりなのだと思ったのでした
...あ、先週の森圭一郎さんのときと、見た目は逆だけど、やっぱり同じなんだな
それにしても、ステージを暗くして照明でピアノを浮かび上がらせる演出は
明暗の差がキツくって、ワタクシ、涙ぼろぼろ
ハンカチで目頭を押さえることしばしばでありました
アンコールの時に客席も明るくしてみんなで歌ったのですが
今まで目が痛かったのが嘘のように、急に楽になったのでした
きっと隣に座った人は涙もろい奴だと思ったでしょうね
それにしても、ホントに素敵なコンサートでした
こうなると、あの『ラ・カーニャ』のライブにもぜひ行きたいと思うのですが
残念なことに、直近3月26日はすでに満員札止めとか
もっともその日はワタクシも群馬・大泉で「内藤希花&城田じゅんじ」ですよ
...と、その「希花&じゅんじ」チームが今夜『ラ・カーニャ』でライブだったってさ