医学部6年間、学費0円!
こないだ市役所に行き、2階に行こうと階段を登っていたら
踊り場の正面にこんなポスターが貼ってありました
市報なんかで話は知っていたけど
このポスターはインパクトあるなぁ
市内にある赤十字病院の医師が定員不足だということは
以前から聞いていたのですが
これは赤十字社のみならず地域社会の問題ということでしょうか
市役所が「卒業後、深谷赤十字病院に勤める(10年)なら返還免除」という
なんとも太っ腹な奨学金制度を創設したのです
年間360万、6年で2160万円
入学する大学の学費がこれを上回る場合は履修に必要な額
で、要項を見ると応募条件に「市内在住者」ってのがないんです
ということは沖縄に住んでいる人が北海道の医科大学に行ってもいいんですね?
もちろん、卒業後は「おいでよ、深谷へ」ということになるんですが
ちなみに、深谷赤十字病院に勤務しなかった場合は「一括返還」だそうです
そういえば栃木県にある自治医科大学も、学校としてそのような仕組みになっていて
へき地医療や地域医療に従事することが義務付けられていたような...
以前よく「へき地医療振興自治宝くじ」ってのを買ったけど
あれって、収益のかなりの部分は自治医大の運営費に使われてるんですってね
コメント
トチロウ
ここまで「積む」必要があるのでしょうか?
それも就業するのは6年後。
だったら「10年契約加算金2160万円」
で募集した方が即効性があるように思います。
単に医師確保が目標ではなく
「おいでよ深谷へ」
を、在学中に「刷り込む」ことがねらいなのか?
と、考えてみたり・・・。
しかし、ユニークなアイデアですね。
まつお
▽トチロウさん
労基法では有期雇用契約は1年まで(特例3年)ですので
「10年契約満了時ボーナスつき」は無理でしょう
もっとも、違約の際は一括返還というほうが
よほど拘束しているように感じますよね
この奨学制度を聞いた時、頭の中に「お礼奉公」という言葉が浮かびました
もちろん意味内容は違うんですけどね。でも通じるものがありそう(笑)