take off “Thirsty Boots” at あこぱらハウス!蔵

 


日曜日(3日)に『あこぱらハウス!蔵』で行われた城田じゅんじさんのライブは
内藤希花さんが一緒と判った時点でアイリッシュのライブになると予想がついたものの
3月に聴いたとき以上にフィドルを前面に出した構成でした
それはなんだか、じゅんじさんが希花さんを育て、世に出したがっているように見え
ギターとフィドル、扱う楽器こそ違えど
じゅんじさんがこれまでやってきたことを遺し伝えているかのようでした

とはいえ、ワタクシをはじめとする客席の面々は
ブルーグラスの城田じゅんじや、ナターシャーの城田じゅんじを知っていて
内心そこに期待もしているのです...ちゃぁんと応えてくれましたよ
『チャップリン・イン・ニュー・シューズ』『朝の雨』
じゅんじさんと言えばこれ! とういうのが出てきました
  もちろん人によっては「いや、それよりもこっちだ」というのがあるでしょうが

そんな懐かしい歌の中で、その場では割とさらっと流してしまったようにも聞こえましたが
考えようによってはとても意味深な歌がありました
じゅんじさん自身が「とても歌いたい歌なんです」と切り出したのが
エリック・アンダーソンの表題の歌です
「高石ともやさんが素晴らしい日本語の歌詞をつけています」
...そう、君は長い道のりを歩いてきたと始まる歌の題名は『疲れた靴』でしたね

ライブが終わって思ったのですが
あの歌は、じゅんじさんが自分で歌うのではなく
彼を迎える人が歌うべき歌だったんですよね

でも、みんな声には出さなかったけど
心の中では一緒に歌っていたと思いますよ

それにしても、あこぱらハウスのギターコレクション、気に入りましたか?
てっきりご自分のを持って来たのかと思ったら
あのマーチンはオーナーのものだったんですね
また演奏に来てください。今度は空っぽのギターケースを持って(笑)


高石ともやさんの歌詞をそのまま載せるわけには行かないのですが
英語の原詞はここにありました ⇒ クリック

あと、YouTube には動画もありました
ワタクシの好みとしては、ジョン・デンバーが歌っているほうが好きですね
もちろんエリック・アンダーソンがオリジナルなんでしょうが
ワタクシはまずナターシャーを聴いて、そのあとジョン・デンバーを知ったものですから
歌い方も似ていて耳に馴染んでしまったからなのだと思います