薬包紙

 
空気が乾燥している日が続いておりますが
皆様、ノドのお加減はいかがでしょうか

ワタクシの仕事場でも給湯室でコップにイソジンを入れて
うがいをしている人がおりますが
それを見ていたら、小学校の頃にやっていたうがいを思い出しました

生徒が自宅からコップを持ってゆくわけですが
学校であらかじめ、あるいはクラスの誰かが代表して家から提供するのか
クラスごとに一升瓶が用意されているのですね
まぁ昔は清酒だけではなく醤油だって一升瓶で買っていたから
どこの家庭にでもあるポピュラーな容器だったわけですが
それに水を入れて、うがい薬の粉末を入れて瓶をよく振り
その粉末自体の色は覚えていないんだけど
出来上がったうがい薬は鮮やかな紫色でした
水に投入したときは濃い目の紫色ですが
それが水の中に雲のように広がってゆく様子がちょっと綺麗だったなぁ
もちろん悠長に待っているわけには行かないので
すぐに栓をして瓶を振るわけで
あの、水中花が開くような美しい光景を見るのはわずかな時間に限られていたわけです

さて、そのうがい薬の粉末は、毎日当番が貰いに行ったのだろうか?
ともかく紙に包まれているものを二つ折りの状態にまで広げ
小さな瓶の口からさらさらと、こぼさないように注意しながら入れたわけですが
あのころ医者で調合してもらう薬って、あんなふうに紙に包まれていたわけですね
今みたいにいくつも繋がった袋ではなく
薬剤師さんが並べた紙に匙で薬を分配し、折り紙のように折っていったと思うのですよ

思い出したらちょっと懐かしいぞ


で、ちょっと調べたら
あれって「薬包紙」というそのまんまの名前で、今もちゃんと売られているのですね
  それに「やくほうし」でちゃんと一発変換するし
さすがに懐かしいからといって、買ってまではみませんでしたが
折り方を紹介しているサイトを見つけて、手近な紙で折ってみました

折り方には何種類かあるようで
きっと病院によって「ウチはこうやる」なんて流儀があるんでしょうね
ヨソで覚えてきた人とか新入りはいじめられたりなんかして(笑)

  紹介したサイトにある5種類は、最初に紙をずらして折る点が共通していますが
  これは広げるときに指がかかりやすくなるからだと思います

覚えていると何かのときに役に立つかな
...あ、ふだんから薬包紙を持ち歩いていなければ駄目ですね (^^ゞ

で、説明を読んで「あれっ?」と思ったんですけど
一般に白い紙を使うのはいいとしても
非経口薬は「赤」、頓服は「青」なんですって...意外でしたね
「どうしても熱が下がらないときはこれを飲みなさい」って言われた薬は
赤い包みだったように記憶しているからです
それとも、薬袋の文字が赤で印刷されていたことの混同でしょうか?

でも、いずれにしても、青い包みの薬って見た記憶がないんです
ワタクシだけでしょうか?