跡地
駅のそばを歩いていたら、案内看板に目が留まりました
これって民間の業者が「勝手に」作っているようで
あとから「載せたから金を払ってくれ」と集金に来ても
「頼んだ覚えはねぇ!」と突っぱねることも可能みたい
ま、あちらもそのリスクを見越した料金設定になっているようだけど
株式会社キンカ堂(本店:東京都池袋)、2010年2月22日倒産
東京の人にとっては服地の殿堂として生地・手芸用品のメッカでしたが
北関東の人には総合スーパーとしての認識が強かったかもしれません
深谷駅前にも、5階建てのビルを構えていましたが
結局ビルの再利用をすることもなく、昨年解体され、現在は更地になっています
地権者が複数いて調整が難しい、という話も耳にしました
駅前とはいえ、けっこう空き地があり
多くは時間貸しの駐車場になっているのですが
そういうところはこの案内図で空欄になっています
わざわざ「跡地」と書かれていたのが目を惹いた理由です
いずれ、この「跡地」に別の施設ができ
この案内看板が作り変えられるとき
多くの人の記憶から消えてしまうのでしょうね
コメント
やっとかめ
勝手に?この看板は誰が制作料を払うんですか?依頼はあるんですよね。
頻繁に書き換える不動産屋の地図は市販されてるのかな?
たしかに新しいものができると、その前にあったものは
すぐ思い出せなくなりますよね。建物でなくテナントでも。
まつお
▽やっとかめさん
いやぁ、これって「勝手に」作っているみたいですよ
ワタクシの仕事場なんかにも業者が「広告料払ってくれ」って来たことがあります
事前に町内会や商店街などで「こういうのを作ろう」なんて決めたという話は聞きません
...知らないだけかな?
今はアクリル地に綺麗なレタリングだけど
昔は看板屋が端在で作ったようなトタンに手書き文字
数軒が応じるだけで制作費が回収できそうな気もします...それ以上は儲け(笑)
ま、路上に設置されるということで効果や公共性がありそうだから
支払いに応じる人も相当数いるんだろうなと想像します
この跡地はさすがに元がランドマーク的存在だったから記憶は強烈ですが
ふだん町を歩いていて更地になっている場所を見て
「あれ、ここは何があったトコだっけ」と思い出せないことはしょっちゅうです