熱いぞ煮ぼうとう、はぁふぅマラソン大会

 


ミルク082議員さんがご自分のブログにちょっと面白いことを書いていました
誤解が無いよう、ぜひオリジナルも読んでいただきたいのですが
公務員給与を引き下げるだけでは内向きなので
その分を予算に回して例のマラソン大会を複合イベントにしてしまおう
そうすれば単なる節約だけではなく、経済効果も上がるんではないか
という提案なのですね...ん? ワタクシも誤解してるかな?

面白い提案だけど、これは異論が出ると思う
とくに「給料を減らした分をイベントにあてる」という点ね
そりゃまぁ道路整備だけに使う自動車重量税みたいな目的税ってのはあるけど
この場合はなんだか「イベントの費用の寄付金を強制的に集金される」みたいで
なんか抵抗あるんですよね、ってワタクシ市役所の職員じゃありませんけど
「イベントなんか要らないから給料減らすな」って思う人も多いと思うんですよ
やっぱりこの場合は「浮いたお金でイベントやろう」ではなく
「あちこち節約してイベント費用を捻出しよう」と言ったほうが良さそうな気がします


でも、予算のつけ方はともかくとして複合イベントという発想はいいと思いますね

  このマラソン大会にねぎをくっつけてふかやねぎマラソンとする。
  更にねぎの祭りを開き、ねぎ祭りの最終日にマラソンをやる。
  深谷市は予算をとってねぎを農家から大量に買取り、
  それを祭りの来場者に振舞う。
  祭り中、深谷をねぎ一色にする。

今年は『東京マラソン』や『浜松シティマラソン』と被ったけど
それでも遠くから参加してくださった人もいるようです
朝早く深谷に来て、お昼には煮ぼうとう食べて帰ってしまわれるのでは淋しいです
市民としてもっと歓迎したいし、市民自体ももっと楽しみたい
「ねぎ」にからめてしまうんだったら
さしあたって『ねぎサミット』を産業祭と切り離してここでやってしまうとかね
城址公園に模擬店並べてねぎ料理を競い合って
敷地内にある文化会館でマラソン大会の受付や前夜祭をやれば
参加者だって前日から深谷入りして大会に備えようって気になるかもしれません
選手本人だけではなく家族も一緒に連れてこようと思うかもしれません
深谷市民だって、コースから離れている人ももっと興味を持つでしょう

ローカルなマラソン大会が好評価されるのは整然とした運営よりも
ホスピタリティあふれる運営だと思うんですよ
開催側と参加者の心が通い合うような、そんな「明るく楽しい」大会が
回を重ねて、リピーターも増えてくるのだと思います

...って、これは実行委員会でする話で、議会で議論することではないかもしれません
でも、議会で言えば「議会だより」で広報されるから話題の提起になるでしょう

個人的に『ふかやねぎマラソン』というネーミングは好きじゃないんですけどね
でも、この提案内容は面白いなぁと思ってます
がんばれ、ミルク082!

そういえば2009年の3月議会でもマラソン大会の名称変更の提案があったな
このブログでも記事にしましたっけ ⇒ これ
 
  この記事の題名は、ふとワタクシの頭に浮かんだ駄洒落です
  記事の内容、およびミルク082議員とはまったく関係ありません (^^ゞ