遠回りを選ぶワケ
<関越道バス事故>予定外ルートを走行 会社指示より遠回り
運行を委託した旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府豊中市)によると、運行計画では北陸道から上越ジャンクション(JCT)で上信越道に入ることになっていた。だがバスは北陸道を東進、長岡JCTから関越道に入り約35キロ遠回りした。事故現場は上信越道との合流点の600メートル手前。
貸し切りバスの場合、運転手が渋滞などでルートを変更することがある。だが東日本高速道路によると当時、上信越道に渋滞などはなく、上越JCTを誤って通り過ぎた可能性もある。ハ社によると、陸援隊の針生裕美秀(はりう・ゆみひで)社長も「(なぜルートを変えたか)分からない」と話しているという。
毎日新聞より抜粋
なぜなんでしょうねぇ?
まぁ本当のところは、いずれ運転手の回復を待って本人に聞かなくっちゃでしょうが
ワタクシは、なんだか判るような気がするんです
というよりは、ワタクシもこのルートで走りそうな気がするんですね
というのも、上信越道の上り線で
佐久平PAから横川SAの区間は好きじゃないんです。あんまり走りたくない
ルートでは「上り」ですが、実際はトンネルとカーブが続く下り坂
そこを他のクルマに混じって高速で走ってゆくのはシンドイのですよ
ご存知の通り、よく小諸方面に遊びに行くのですが
行程に余裕があってノンビリ帰りたいときは
軽井沢のツルヤやフレスガッセに寄って、そのまま国道を走り
横川SAの先にある松井田妙義ICから上信越道を使うことが多いです
もちろん高速料金節約という意味もありますが (^^ゞ
「あの区間を避けたい」という気持ちもあるんですね
その点、関越道で埼玉東京方面に向かうルートは
走っていて神経をすり減らすような場所がないんです
たしかに下り坂やカーブはあるけど、あちらに較べれは緩やかだと思うのですね
35キロの遠回りというと大変な迂回のようにも思えるけど
高速道路なら20分ほど、ガソリン数リットルの負担です
渋滞に遭わずに来れば、バスも予定より早く運行していたでしょうから
楽チンな関越道経由で行こうかな...とワタクシなら思うような気がします
そういえばワタクシの場合、中津川から帰ってくるときに、よく似た状況になります
つまり、中央道を走って来て岡谷JCTが分かれ道なのですね
そのまま中央道を走り続けて甲府、八王子を経由するか
長野道、上信越道を乗り継いで行くか...35キロも違わないけど、こちらが近道なんです
近道なんだけど、松本から更埴に行くのに山を越え
そして上でも話題になった佐久平から横川の区間もあるのです
鼓土里座で夜更けまで遊んだ身体に山岳ルートは疲れます
だったら滅多に走る機会のない甲府経由で八ヶ岳山麓のなだらかな高原ルートを
...と思って一度走ってみたんですけどねぇ
案の定、相模湖あたりの渋滞につかまってしまいました
道路としては走りやすいのですが、クルマが多いのが玉にキズです
コメント
エンドウマメ
少しの遠回りでも、道幅が広いとか走り易い道なら・・・そちらを
僕なら使うかも知れません。 夜行バスは、朝から活動が出来るので
便利です。 それに電車よりも格安と云うのは、魅力的。 とは云え
命を預けているのですから、その辺はキチンと原因究明に務めて欲しい。
まつお
▽エンドウマメさん
運転手の供述も「楽だから」だったようですね
新潟日帰りで、関越道・上信越道の周遊ルートをやったことがあるけど
上信越道は往きに使うのは楽しいけど、帰りはしんどいです
考えたら普段の通勤でも
朝は渋滞の起きにくい生活道路を縫って走りますが
仕事で疲れた帰り道は国道バイパスを使って帰ってますからね
それにしても夜行バスの運転は過酷でしょうね
運賃に反映するのは止むを得ないけど
二人乗務の徹底が必要だと思います