日食グラス

 
金環蝕、と聞くと石川達三さんの小説の題名を思い出してしまうのですが
今月の21日にはワタクシの住む地域でも見られるそうです
何とか流星群と違って夜中にじっと待っている必要もないので
ふだん天文学的現象に興味のないワタクシも、これくらいは見てみようかな

子供の頃は太陽を見るのに
黒い下敷きを持ち出したり、すりガラスにロウソクの煤をつけたりしたものですが
最近の太陽は眩しが強くなったのか、そんなものでは足りないようです
CE安全規格適合のものを使わなくっちゃならないそうで
これがまた、滅法お高い値段がするのです
...と思っていたら、最近になってみるみる安価のものが出回ってきました


じゃーん
自分でシールを貼ったり好きな色を塗る楽しみもついて158円(送料込)でした
ワタクシの場合、美的センスに自信がありませんので
デコレーションする代わりに、こんなことをしてみました


味付け海苔が入っていた瓶の蓋です
きのう実家に行ったら、たまたま母が捨てようとしていたので貰ってきました


これに穴を開けます


そこに日食グラスの片目部分を切り取ったものを貼り付けます


お工作はこれだけです
出来上がったものを一眼レフのレンズにあてがい
夕陽に向かってシャッターを切ったらこんな写真が撮れました


21日は少し早めに家を出て
仕事場の駐車場で金環蝕の写真を撮ろうかと思っています
...晴れますように


註)日食時はもっと光量が落ちるはずですが
それでも受光素子が焼損する可能性もありますので
真似をするのは自己責任でお願いします