反則金と罰金、そして懲役

 
お知り合いの方が、交通違反で呼び止められ
7,000円の反則金を支払うことになったそうです

反則金制度というのは起訴・裁判に持ち込むのを簡略化し
その場で違反を認めて支払いを約束すれば刑事罰には問わないという制度で
自動車運転の場合、軽微な違反はたいていこれで収めてしまいます


ところが、自転車には反則金制度がありません
運転中に携帯電話を使うと
自動車は9,000円の反則金ですが、自転車は5万円以下の罰金になります

さらにさらに大変なことに
一時停止違反だと3月以下の懲役刑になるかもしれません
熊谷駅の近くに、ろくに左右を見ずに
自転車がビュンビュン飛び出してくる場所がありますが
お巡りさんが本気で取り締まったら
あっという間に刑務所が足りなくなってしまいます

実はワタクシも以前
気持ちの上では停まったつもりだったのですが
客観的には完全に停止しきっていなかったらしく
一時停止違反で反則金を納めたことがあります
クルマだったから反則金で済んだものの
自転車だったらと思うとゾッとします
「うっかり」でも10万円以下の罰金です
そんなわけで(?)最近はすっかり自転車に乗らなくなりました

しかし、「3月以下の懲役又は5万円以下の罰金」と同列に並べてありますが
3月の懲役で失うものは、とても5万円では済まないように思います
...逆に、5万円では手に入らない衣食住が得られると思う人もいるかもしれませんが