もり二枚
数日前のことですが
お昼を食べようと、仕事場からそう離れていないお蕎麦屋さんに入り
もり蕎麦を二枚注文しました
以前何かで見聞きしたのですが、信州では「もり二枚」が標準だそうです
宇治正美さんの本だったかな? まぁ、それはともかくとして
刀屋や草笛の盛りのよさを知っていると、とても信じられません
...いや、それでも信州人なら二枚食べるかな(笑)
やがてワタクシの前にもり蕎麦が一枚運ばれてきて
テーブルの上に置きながら
「もう一枚は食べ終わった頃に」
しばらく経って、ちょうど他のお客の応対をしていたご内儀に代わり
奥からご主人が二枚目を持ってきて
空になったせいろに重ねていってくださったのですが
これがまた、一枚目以上においしく感じられたのでありました
本日また訪ねたのですが
今度は「もり」と「かけ」を頼みました
もちろん黙っていても
最初に「もり」食べ終わった頃に「かけ」です
香り高いそばを味わった後に
かけつゆで身体を温め(ついでにお腹一杯になって)
いい気分になってそのお店を出てきたのです
ご馳走様でした