氷見2

 


昨日の話になりますが
「夏タイヤでも楽勝だねぇ」と小諸から湯の丸高原へ登ってゆく道も
地蔵峠を境にガチガチの氷雪路に変貌します
後ろのタイヤが流れ出さないよう注意しながら九十九折の坂道を下ってゆく途中に
「あれ」が見えてきました...昨年も見に行った氷のオブジェです

おそらくまだ1月ということで充分に着氷していないのでしょう
そして芯になる丸太が傷んでしまったのか、歯の抜けたようになったせいもあるでしょう
それやこれやで昨年見たときとは違った様相を呈しています

独立した氷柱が林立している様は
なんだか中空の一点を見つめて集う聖者とお付の人たちにも見えますし


また、二派に分かれて討議する賢者たちにも見えます


「聖者」とか「賢者」という言葉が出てしまうのは
昨年も感じたことですが、氷の青さに何かしら厳粛なものを感じてしまうからです

3本のノズルからは水が噴出し続けていますし
これから2月に向かってまだまだ寒さも厳しくなります
このオブジェたちもさらに形を変えてゆくことと思われます



また来れたらいいな...今度はちゃんと晴れ渡って浅間山もよく見える日に(笑)