馬籠・妻籠の想い出

 


昨日のお出かけの途中、『道の駅・八王子滝山』に立ち寄ったら
農産物直売コーナーに300円でこんなものが売られておりました(写真左)
「キッチン・アクセサリー」...台所の壁飾りということらしいのですが
前に馬籠宿を訪ねたときに買い求めた「魔除け」とソックリです
  そういや、あの日も変わった形の切り株を見つけたんだっけ
あのときの魔除け(写真右)は我が家の壁で埃をかぶったり色も変わってきたりで
ちょうど最近気になっていたところでしたので
いい機会だからと取り替えることにして、手にとってレジに並んだのでした

レジに持っていったのは、この「壁飾り or 魔除け」と
これから向かう義父の墓参で使う切花で
係の女性がチェックをしている間に財布を広げていたら...「せんはっぴゃくえんです」

「1,800円!?」

ワタクシの驚いた声に気おされたのか、女性は品物を再点検しました
「500円(花束)が2点、こちらが300円...?」
合計は1,300円のはずです。簡単な暗算です
女性がレジスターの液晶パネルに眼をやると
今の機械は便利ですねぇ、登録した商品の一覧が表示されていて
一番上には「イチゴ 500円」というのがありました

女性はその項目を「選択」「削除」して合計を確認し
ワタクシのほうへ向き直って「1,300円になります」と告げたのでした


それにしても気になるのは
このイチゴがどうしてワタクシの買い物に紛れ込んだのかということです
実を言うとワタクシの前に並んで野菜を一杯買い込んでいたご夫婦が
イチゴを買っているのは見て知っていました

イチゴパックがつぶされないよう、買い物籠から出して脇に置き
最後にレジチェックして商品の上にそっと置く
...ということがあったかどうかは記憶がないけど充分考えられます
そうやって最後にレジ登録した商品が
なぜかワタクシの買った品物の中に入ってしまったということなのでしょう

レジ操作のミスなのか、プログラム上のバグなのかは判りませんが
これって前の人の買い物には含まれたのか、そうでなかったのかということです
あれだけ買い物していれば、イチゴの分が含まれていようがいまいが
いちいちレシートと照合しなければ気づかないことでしょう
それでも500円という金額はそれなりのボリューム感がありますので
含まれていなかったとすれば
「やっぱり農産物直売所で買うと安いわねぇ」と思ったかもしれません
で、ワタクシの場合はたまたま購入品目が単純だったからすぐに気がついたけど
これだって、もし一杯買い込んでいたらなら
「やっぱり東京は農産物直売所といえども高いなぁ」と言っていたかもしれません

そんなことを思っていたら、以前にも似たようなことがあったことを思い出しました
馬籠宿に行った翌年、今度は妻籠宿に立ち寄った日のことでした