飛鳥山公園

 


今日は6月の第2月曜日、今年も王子に行ってきました...仕事ですョ
内勤のデスクワークとは違い、12時ピッタリに昼休みとはいかないのですが
それに見合った時間、食後のひと時くらいの時間を近所の散策に充てています
今年は、前から気になっていた、そしてしばらく前の新聞にも載っていた
飛鳥山のモノレールに乗ってみました

モノレールと書きましたが、レールが1本だからそう呼んでいるわけで
見た目は登山鉄道というか階段脇の昇降装置を大がかりにしたようなもので
これで王子駅中央口から飛鳥山公園までの標高差17メートル強を
階段を上らずに汗もかかずに(冷房完備)行けるという優れものなのです

飛鳥山には3つの博物館があり
個人的には『紙の博物館』なんか、じっくり見てみたいのですが
用務先に行く途中の「昼休み」の時間ですので、そういうわけにはゆきません
だいいち今日は月曜日、図書館・美術館・博物館業界は休館日と相場が決まっております
というわけで『渋沢史料館』もお休みなのですが
飛鳥山公園の一角にある『渋沢庭園』は開いていて
その中にある『晩香廬』と『青淵文庫』という二つの建物を外から見ることは可能です
渋沢栄一と近代西洋建築...藤森照信さんの建築探偵モノでいろいろ読みましたっけ

  実は、渋沢栄一については前からこのブログで書きたいことがあって
  つい延び延びになっていたのですが、今日、王子へ行ったことを機に
  このあと続けて書きましょうか


飛鳥山と言っても、この公園のあるところだけが独立した山になっているわけではなく
王子駅の背後に広がる高台みたいな感じで普通に車道も通っています
用務先へはこのまま車道を行くのが道順としては合理的な気もしましたが
でも、せっかくの機会ですから、もう一度公園を通り抜けて
モノレールで王子駅まで下ってきました
  駅から行くほうが通い慣れた道なのでまごつかないのですが
  おかげで蒸し暑くなった中を大汗かいて坂道を登る羽目になりました

下から上がってきたモノレールが乗り場に近づいたとき
向うに見えるJRの高架を東北新幹線の『はやぶさ』が走ってゆき
しまった、ケータイカメラをスタンバイしておけば
両方を同じフレームで撮れたのに...
ま、狙っていない時ほどシャッターチャンスは訪れるものです

ところで、先ほどから「モノレール」と書いてきましたが
正式には「飛鳥山公園モノレール」というらしいです
で、愛称が「あすかパークレール」...そのまんまやん (^^ゞ
ただし、この愛称は施設全体の愛称で、車両の愛称は「アスカルゴ」だそうです
丸みを帯びた外観がカタツムリに似ているからなんでしょうね
それとも、飛鳥山にはカタツムリが多いんでしょうか?

いえ、そんなことを思ったのは飛鳥山公園の高台側
さっき言った車道のところには「銀杏の葉っぱについたカタツムリ」がいたんで
この界隈の名物なのかなとも思ったんですね


詳しいルポを書いたブログ記事を見つけました
『JR王子駅ホームから見える謎の鉄道「飛鳥山公園モノレール」に乗る
(とれいん工房の汽車旅12ヵ月)』