ぐんまワンデー世界遺産パス

 


という切符が発売されているそうです(7月1日~12月31日)

富岡製糸場と関連施設が世界遺産に登録されたことを記念して
だと思いますが、対象区間は関連施設どころか
群馬県全域の鉄道路線となっています

  わが町深谷は埼玉県にありながら対象区間に入りましたが
  富岡製糸場開業にあたって
  深谷出身の人物や産物(煉瓦)が深くかかわっていたり
  また世界遺産に指定された田島弥平旧宅も近くて行きやすい
  といったご縁があってのことでしょうか
  足利から小山に至る栃木県も含まれたのは...ちょっと判りません (^^ゞ

具体的な対象区間は以下の通りで
まぁ、新幹線などの特急料金は別途ですが
一日乗り放題で2,100円(小児1,050円)なんだそうです

  JR高崎線(深谷-高崎)
  JR上越線(高崎-土合)
  JR信越本線(高崎-横川)
  JR八高線(高崎-群馬藤岡)
  JR両毛線(新前橋-小山)
  JR吾妻線(全線)
  JR上越新幹線(高崎-上毛高原)
  JR北陸新幹線(高崎-安中榛名)
  上信電鉄(全線)
  上毛電鉄(全線)
  わたらせ渓谷鐡道(桐生-沢入)
  東武伊勢崎線(川俣-伊勢崎)
  東武佐野線(館林-佐野)
  東武桐生線(全線)
  東武小泉線(全線)

これってめちゃくちゃお得ですね
だって上信電鉄は全区間を往復するだけで2,220円ですからね
  上信電鉄の1日フリーきっぷも同金額です
わたらせ渓谷鐡道だって似たようなもんですしね

こうなると世界遺産見学どころか
どこまでこの切符を使い倒せるか、一日で全区間乗ることが可能か?
という点に興味が向いてしまいます...嗚呼、やっぱりワタクシは「隠れ鉄」だった

行き止まり路線が多いから、基本的には往復することが原則でしょう
でも、離れていてもうまく連絡できそうなところはあります

上毛高原だと、降りたらバスで水上駅に移動して
上越線下りで土合まで行って折り返す、とか
東武鉄道と両毛線の絡みはJR東北線をうまく組み合わせれば
一筆書きに近いルートが描けるかもしれません

でも、フリー区間から飛び出した分は別に運賃がかかってしまいますから
できるだけそういう乗り方は避けたいところです


で、スタンプラリーも開催されているそうです
げっ、途中駅のスタンプを押すために下車して次の電車を待つってことも?
ローカル線は運行本数が少ないので難度が上がりますね

さて、机上のシミュレーションでうまく行程表が作れたとしても
実際にやるのは考えものです
ワタクシ、まだ長野北陸新幹線に乗ったことはないのですが
も一つ先の、下車して楽しめる軽井沢ならまだしも
山の中の安中榛名駅に往復するためだけに特急券を買いたくはありません

  新幹線抜きというマイルールを作ったとしても
  往復が多くなるような旅は好みじゃないんですよ
  ドライブでも往きと帰りはルートを変えたくなる性癖ですので