手すりを設置する(2)
柱を直接埋め込むと言っても、本当に土に差し込むのではなく
基礎ブロック(フェンスブロック)を使います
枕木を買う時、一緒に高さ25cmのものを2個買っておいたのですが
上側のものは玄関ポーチの上面に高さを合わせるため
地面から20cm浮き出てしまうことに気がつきました
これでは地面に埋め込んで固定することができません
あらためて45cmのものを用意することになります (^^ゞ
それと、タイルを貼ったポーチの脇にコンクリートの塊が並ぶのは
なんだかなぁという気がしたので
ペンキを塗ろうと思って、これも買ってきました
例のカーバッテリーと一緒に買ったのでした
平日のインターバルの間にいろいろ思いついて修正を加えていく
図面のない週末工事の面白さ愉しさはこういうところにあるようです
枕木の脇に穴を掘ってフェンスブロックを埋め込みます
もちろん底はタンパーで叩いて固め、砂利を入れてあります
ここで水平を取るのですが、よく考えたら多少狂っても
柱さえ垂直に立てたらいいんじゃないでしょうか?
なぁんてことを思ったら、本当に少し傾いてしまいました (^^ゞ
穴にモルタルを少し入れ、穴は貫通してますから下の砂利とも一体となって
フェンスブロックはしっかり固定される...はずです
本当は練ったモルタルを入れるべきなんでしょうが
横着して、買ってきたドライモルタルをそのまま穴に入れ
その上から水を流し込みました
水加減が適当ですから固まり具合や強度にムラが出るかもしれませんが
実用上充分な強度は出るでしょう
いよいよ柱建てです
付属していた説明書には「笠木も組み上げてから柱を設置せよ」とあります
柱単独で立てるよりもバランスがとりにくくて厄介ですが
笠木を取り付ける金具の向きを揃える必要がありますから
なるほどごもっともの手順です
とはいえ斜め設置で正確な柱間の寸法も判りませんから少しずつ調整して
柱がブロックの中心に来るように組み立てました
柱は下から15cmをブロックに埋め込みます
ちゃんとレベル穴というのがあって、そこに細い棒を通し
ブロックの淵に渡すことによってそれ以上下がらないようになっていました
用意しておいた番線が短くてギリギリでしたが
2方向から水平器をあてて垂直を出し、くさび状の板で動かないようにします
そこにモルタルを入れて柱の固定というわけです
実を言うと、柱2本を斜めに設置するわけですから
上に書いた金具取付面の向きは大事ですが
あとは「笠木が水平になるように」とか
「柱が一直線上に並ぶように」とかを気にしなくていいんです
見かけよりは楽なんですよ(笑)
固まるまでは触らないように注意
イヌを連れて散歩に出るときは細心の注意を払ったものです(笑)
柱が固定できたところでくさびを外しモルタルで仕上げ
端部キャップやフラワーハンガーを取り付けて各部を本締めし
最後にモルタル部分にペンキを塗って完成です
モルタルが固まるのに一昼夜みてますから
文章は簡単でも行間にはけっこう時間がかかっています
並行して他の作業をするのはもちろんのこと
途中で横浜に墓参に行ったりして
シルバーウィークを有効に使いました
コメント
トチロウ
手すりはフェンスブロックを使っての施工だったのですね。
ここまで来ると、ほとんどプロの領域です。
私はフェンスブロックの存在すら知りませんでした。
確かに、手すりによりかかったら倒れた、では危険すぎます。
それに、色を塗って色合わせするところは
自己施工のこだわりを発揮できるわけで
まつおさんならでは、でありましょう。
我が家のDIYにも役立ちそうな情報を
ありがとうございました。
まつお
▽トチロウさん
今度お散歩のときに気をつけてみてください
基礎ブロックは結構あちこちで使われていますよ
メーカーのカタログには60cm角で高さが1.5mなんてのもあり
重さが1トン越えてますので
さすがにホームセンターでは見かけません
こういうのは交通標識柱にでも使うんでしょうね