ミートサブレに逢えるまで
栃木県の足利市に『ミートサブレ』というのがあるそうです
ミートパイなら食べたことがありますが、サブレですよ。知ってましたか?
とどまつハウス・ご当地サブレ取材班としては
これは是非とも見てみたい
そしてもちろん味わってみたいものです
というわけで、足利に向かって出発~!
…って、わざわざ行くのもアレなもんで
4日の日曜日に佐野に行く「ついで」を狙ったのですね
ところがウチから佐野に行く行程では足利市街を通りません
国道50号で郊外をかすめるだけ
でもまぁ調べたら50号に沿った、たぶん旧道でしょう
福居という場所に支店があることが判ったので
その場所をカーナビにセットして向かったのでした
前に初めてキャンプで『出会いの森総合公園』に行ったとき
わざと旧道を走ったことがあったけど、そこでした
ペロがこのすぐ先で車酔いしたんだよなぁ
で、カーナビが示す場所まで行ったのですが
それらしきお店が無いのです
昔からやっているような小さな個人商店みたいなお菓子屋はありましたが
別の場所に本社・工場を構えて市内に何ヶ所も店舗展開をしているような
そんな店が見つからないのです
その辺りを行ったりきたりしましたが、結局見つかりません
ウェブサイトに「佐野の道の駅『どまんなかたぬま』でも売っている」
そう書いてあったのを思い出し、そちらに行ってみることにしました
カーナビの目的地をセットしなおして走り出し
しばらく行くとコンビニの駐車場に電話ボックスがあるのを見つけました
このまま佐野まで行って、そこで売ってなければそれでお仕舞い
電話帳で足利市街地の店舗の住所を調べて
ここから近い店があれば、寄ってみることでチャンスが増えるではないか
そう考えたのです
かなり早めに家を出た上に、スイスイ走ってこれたので
時間はたっぷり余っていましたからね
電話ボックスの電話帳から市内の4店舗ほどの住所をメモしてきて
カーナビを使って地図上で場所を確認したら
どうやら助戸店というのが一番近そうで
さらにそこから佐野に向かうのも便利そうでした
そうやって訪ねて行ったお店は、表通りから一本下がった小さな通りに面していて
これまた個人商店みたいなお菓子屋さんでした
でも、今度はちゃんとガラス戸に『ミートサブレ』と書いた紙が貼ってあります
店内に入り、ショーケースの上をざっと眺めます
道の駅に行く前に直営店を探したのにはもうひとつ理由があって
土産物屋さんなどに卸したり委託するのはどうしても枚数の多い箱入りですよね
直営店だったらバラ売りしていることも多いものです
贈答用に買い求めるついでに自分でも食べてみようって人もいますからね
ワタクシだって話のタネと写真撮影用に買うだけですから何枚も要らないのです
そういう思惑を持って探したら、ありましたありました
袋に入った簡易包装、6枚入り347円です
そろそろ種明かしをしましょうか
ミートサブレのミートって、MEAT(肉)ではなくMEET(出逢い)なんです
この時期になるとカレンダーなどが出てきますが
「にんげんだもの」とかいろんなメッセージでお馴染みの
書家・相田みつを氏がパッケージデザインをしているんです
相田氏は足利出身で、若い頃、生計を立てるために
このようなパッケージデザインをたくさん手がけていて
市内のお菓子屋さんや和食屋さんの仕事をしたらしいです
今でも多く使われていて、相田さんデザインの箸袋を使っている店もあるらしいですよ
というわけで、ミートサブレを手に入れることができたのですが
いちおう道の駅にも寄ってみました
だって時間はまだまだ余っていたし
『風の庵』まで一本道を5分という便利な場所にあるのですから
あ、ちゃんとありますね
案の定、立派な箱入りしかありませんが
8枚入りは536円ですから、まぁ買いやすいかな
それにしても、、、
どうして栃木県の道の駅で博多銘菓の『二○加煎餅』があるんでしょ
♪博多に行った 煎餅買った 二○加煎餅 美味しかった~っ!(CMソング)
これはこれで懐かしかったけど、だからといって買いませんでしたよ
この道の駅に来たらジェラートを食べてゆきたいところですが
このあと『幻のラーメン』訪問を控えていますからねぇ
いろいろ食べてコンサートの最中にお腹が痛くなっては困ります
あれれ、気がついたらコンサートの話題からずっと
時系列を逆に記事を書いていますね
まぁこのほうがブログ記事の並び順に読むと、ちゃんとしてくるんだけど(笑)
そうそう、見つからなかった福居店ですが
あとから製造販売元である虎谷さんのウェブサイトを見ると
どうやら最近、移転して藤本店になったようです
出発前に見たブログサイトにはそんな情報載ってませんでしたよ