I LOVE MUSIC

おそらく年内これで最後の『放蕩おやじのコンサートツアー』は
新宿・曙橋のライブハウス『BACK IN TOWN』で行われた
『I LOVE MUSIC(第二夜)』でした

  出演:中川イサト、中川五郎、河合徹三、四角佳子、こむろゆい、木村香真良

このイベントは去年もあったのですが、平日だったため行くことができず
今年は何とか段取りをつけて出かけることができました

6時過ぎに会場に着いたのですが
同じ地下鉄から降りて前を歩いている人に見覚えが...
後をついていったらちゃんと『BACK IN TOWN』に着けました (^^ゞ
そのあとあちら様から声をかけていただいたのですが
野反湖でご一緒だった人でした
…なにせ今年は例年になくあちこち行っているので、記憶が混乱してます
 いや、初めから覚えられないのか?

ほかにも「どこかでお会いしたような、それとも誰かのウェブサイトで?」
というような人がちらほらいらっしゃったり
2ヶ月前にお世話になった人も来ていらっしゃりして(もちろんご挨拶しました)
佐野で感じた地域社会のコミュニティとは違うけど
これはこれで和気藹々とした雰囲気が漂っております
ああそうか、小諸ユースホステルでのライブに近い雰囲気ですね


まずはオープニングアクトで河合徹三さんが、イサト師匠を従えて登場したあと
最初のセットは四角佳子、こむろゆい、木村香真良の3人ユニットです
ワタクシ自身は、このユニットで聴くのは初めてです
女性二人がリードをとったりコーラスについたりするのですが
やっぱり、このコーラスの入り方というのが「等&ゆい」「まる六」ですね
それにしても女声は爽やかだなぁ
最後に歌った「I'll Be Seeing You」は
小室さんの歌だとちょっとしつこくまとわりつく感じを受けてしまうのですが
この二人で歌うとスッキリと聞こえましたからね

休憩を挟んで中川イサト、中川五郎、河合徹三の登場です
最近ちょっと中川五郎さんの歌が気になっているんですよ
そういう意味では、今回初めてナマで聴けたのは良い機会でした
一週間前、それはつまり12月8日にあたるわけですが
その日のライブのために日本語に訳したという「イマジン」で
「どんなだろ・・・思い浮かべられるよね」と歌っていたのを聴いて
なるほど、こういう語りかけもあるのかと感じました

アンコールはイサト師匠を中心に全員がステージに上がって
「省悟もこの歌を歌ってくれていました
 皆さんも、知っている人はリフレインをご一緒に」
と「500マイル」の合唱で締めくくり、3時間にわたったライブが終わりました


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12月15日は、坂庭省悟さんが亡くなった日
もちろんこのライブもそうなのですが、各地で彼を偲ぶライブが行われ
彼を慕う人たちのブログには追悼の言葉が綴られていました

でも、このライブ自体はとても楽しいイベントでした
一人ひとりの心の中には寂しいものや悲しいものがあっても
みんなで集まったら楽しく過ごそうよ、彼がいたときと同じようにね
俺たちはこんなに楽しんでいるんだから、良かったらお前も覗きに来いよ
こんな楽しみ方を教えてくれてありがとう

ワタクシは省悟さんと直接言葉を交わしたのは一度しかありません
だから、彼と深くかかわった人たちに比べると想いが足りないのかもしれませんが
この『I LOVE MUSIC』と題されたイベントの意味をそう解釈しています



       帰ってくるよ

                     詞/きたやまおさむ  曲/坂庭省悟

          聞こえてくるでしょ あなたの耳もとに
          大空の向こうから 光とともに

          昨日よ も一度と みんな口ずさむよ
          あの歌 歌いながら 帰ってくるよ

             消えたはずのミュージシャン 数十年 時こえ
             あのときのまま私を ときめかせて

          流れる涙は 時間のせいでしょう
          降り注ぐ思い出 時代がよみがえる

          あやしい腰付き テクニックは最高
          声だけ低くなって かすれて響くよ

             死んだはずのミュージシャン 夢の中のテレビジョン
             毎晩ヒットパレード 流してくれ

             消えたはずのミュージシャン 数十年 時こえ
             あのときのまま私を ときめかせて



この記事は16日に書いているのですが
やっぱり「15日」にこだわりたいので
日付を遡ってアップします