伝統と革新
「暖簾分け」というのは日本独特の制度なのでしょうか?
商家が、長年勤め上げた奉公人や跡取りでない子供に
同じ屋号で店を出すことを許可するということでありますが
本支店関係やフランチャイズチェーンとは違うんですよね
独立採算でやっているし、商品・マニュアルが同じということもない
蕎麦の「砂場」とか菓子の「風月堂」とか...
という堅い話は置いといて
柔らかくプルプルしたものをお目に掛けましょうか
先週「いちごだんご」を買った和菓子屋と同じ名前のお店です
息子さんがやっているという話を聞いたことがありますが
オリジナル商品の「コーヒーゼリーどらやき」であります
お店では冷凍で用意されていて
数時間かけて自然解凍して食べるわけですが
皮がぱさついていると感じたのはそのせいでしょうか?
それとも、皮自体にコーヒー風味をつけてあるせい?
コーヒーゼリーの中には生クリームも仕込まれているのですが
これがなかったら苦味がきつく感じるだろうな
ハート型の穴に詰めてあるという洒落っ気です
ハンバーガーみたいにかぶりついたら、これには気づきません
本店は地元の人を相手に商売しているのですが
こちらはサイトを立ち上げてネットで通販しています
しかも自店だけではなく、お菓子専門のショッピングモールになっているのが凄い
単なる本支店関係では、こうはいきません
コメント
エンドウマメ
ドラ焼きのあんこの部分が・・ゼリーですか? 少し違和感を感じながら
食べてみたい衝動に駆り立てられます。 でもゼリーですから、雰囲気は
判ります。 食べたい様な・・・怖い様な・・。
やっとかめ
和食や和菓子って、決められた規定問題の中で
どれだけ美味しくしていくかっていうところがあると思いませんか?
不味かったら意味がないんだけど、美味けりゃ蕎麦が
パスタになっちゃってもいいの?というような。その辺りの境目がね。
個人的には美味けりゃどうでもいいかも、とは思うんですが、
蕎麦はどうかなぁ。雰囲気もあっての蕎麦屋だから。
その「砂場」も正当な暖簾分けは虎ノ門の砂場らしいんだけど
今は美味くないもの、あそこ。冷麦みたいで。
室町と赤坂の砂場は美味い。そして正当な砂場は2店だけだと言っている。
色々確執があるみたいですね。その美味いも人それぞれなんだけど。
まつお
▽エンドウマメさん
ワタクシの場合、コーヒーゼリーを食べるときは
ミルクをかけて、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて(砕いて)食べるのが好きなのですが
これはそういう食べ方ができないので、気分が出ません (^^ゝ
▽やっとかめさん
砂場のルーツは大坂城築城にあるそうですから江戸時代以前ですよね
東京で「ウチが正統だ」と言うこと自体がおかしいかもしれません
もはやここまでくると普通名詞というか、記号みたいなものですよね
看板メニューは共通でも味が微妙に違うし、あとは独自路線
お客も自分の好みに合った店を選べばいいのかな
…あんぱんはやっぱり銀座木村屋ですかね?
子供の頃は九州にいたから、久留米の木村屋の食パンで育ちました