ヤクルトの蓋
ヤクルトおばさん...いや、今は男女雇用機会均等法があるから「訪問販売員」か...
が仕事場に置いていったチラシに「ヤクルト容器の変遷」といった写真が載っていて
いやぁ、最初はコルク栓だったんですね。今じゃ絶対許可されないだろうな
と思いつつも、子供の頃に医者で処方された風邪薬のシロップもこうだったなぁ
なんて遠い記憶が甦ってきました
今のプラスチック容器になったのが昭和44年(1969)だそうで
我が家は43年頃に宅配で飲み始めたから、まさにガラス壜容器を知る最後の世代です
ちなみに、配達していたのはおじいさんでした
で、ヤクルト容器の話になると必ずワタクシが口にするのが
「プラ容器になったとき、蓋(アルミ箔のキャップ)の色は日替わりだった」
という話なのですが、「うん、そうだった」と相槌を打つ人がいないんですねぇ
ヤクルト本社のサイトを見ても書かれてはいないようで
かろうじてこのブログ記事で見つけたくらいだったのですが
当時は「曜日によって蓋の色が替わっていた」のであります
具体的な色やローテーションはハッキリ覚えていないのですが
一週間が7日ということから、虹の7色にちなんでいたのではないかなぁ
でも、これって単純だけど明確な商品管理法ですよね
いちいち壜を手に取って製造年月日を見なくても、ひと目で「違い」が判ります
そりゃまぁ一週間前のとは区別はつかないけど
商品の性格上、とっさには2~3日の幅の中で見分けられればいいのでしょうから
こんな便利な方法を、いったいいつから辞めちゃったのかなぁ?
と考えたのですが、きっとスーパーなどの店頭でも売るようになったからでしょうね
宅配なら毎日新しいのを届けられますが、店頭売りはそうも行かないでしょう
いや、届けることはできても古いのを回収するのは大変です
陳列期間が一日限りでは廃棄ロスも大きいわけですから
そうなると、昨日入荷したのと今日入荷したのが混在します
もちろん品質には問題ないでしょうよ
でも、ひと目で「昨日の売れ残りだ」と思われちゃうんですもんね
かくして、現在の「毎日同じ色」になったのではないかと思うのです
それと、店頭だけではなく、輸送の問題もあるのだと思います
プラ容器に替わるとき「月曜日は何色、火曜日は何色」ってPRがあったけど
これって工場での製造日ベースなんですよね
毎朝配達されるヤクルトは、いつも一日ずれていて
子供心に不満を持った記憶がありますから
コメント
自由人大佐
はじめまして。TBをいただいたようで。
「ヤクルトのキャップの色が日替わりだった」ということに言及されたネット記事って、無いんですよネ~。
ところが、同い年の奥さんが覚えていてくれて驚きました。こんなに身近に知っている人がいたとは‥‥。この話が通じた時には、ちょっと感動的でしたヨ。
まつお
▽自由人大佐さん
こんにちは
昭和30年代とか40年代が再認識されているのに
ほんと、この思い出話は無いですね
壜入り時代のビニールのキャップの色は
上の写真を見ると赤(ピンク)なんですが
自分の思い出としては緑だったような気もするんですよ
他の飲料との混同か、それとも工場によって違ったのか...