久しぶりの腕時計
これまでにも発作的・周期的に腕時計が欲しくなることがあり
その都度「無くても不自由しないじゃないか」とか
「ぶつけて傷つけたり、服の袖口が傷むだけ損だ」など
要らない理由をつけて自分を納得させてきたのですが
今回とうとう買ってしまいました
欲しくなったり我慢するたびに大袈裟に悩んでいたのも
いつもカジュアルっぽい遊び心のあるデザインに惹かれたからなのですが
実際に買ってしまったのは、かなり地味というか
ビジネスシーンでもおかしくないデザインのものでした
しばらく前から息子が腕時計を欲しがっていましてね
先日も一緒にアメ横なんかを歩いて物色しているのを見ているうち
ワタクシ自身もなんとなく欲しくなってしまったのですね (^^ゞ
ミイラ取りがミイラになった...とは意味合いが多少違いますが
気分的にはそんな感じです
でも、東京に行ったときは息子は気に入ったのが見つからず
ワタクシはなんとかこらえて手ぶらで帰ってきたんですよ
でも、10日ほど経ってAmazonにアクセスしたら
「ほら旦那、こんなのどう? 安くしとくよ」ってチラつかせて
今なら56%オフのポイント17%還元と、まるでYマダ電機みたいなことを言うのですね
...で、買ってしまいました (^^ゞ
てっきりホームセンターでぶら下がっているような
縦長のプラスチックケースに入っているのだろうと思っていたら
立派な箱に入ったうえに
ガラスやベルトには傷防止の保護フィルムが貼られて届いたので驚きました
こんな高級感のあるパッケージに入った時計は初めて買いました
ソーラー電波時計なんだそうです
ソーラー腕時計が出たばかりの頃って
文字盤の周囲でセルが目だって違和感があったように思うのですが
今は文字盤全体がセルになっているのか、まったく判りません
電波時計も小さく作れるようになって安くなったよね
昔は掛け時計くらいしかなくって給料何か月分もしたけど
今は置時計なら1000円以下ですよ!
そしてメカは腕時計の中に納まってしまうのですから
しかもこの時計は日本の2局だけではなくアメリカ、イギリス、ドイツでも受信可能
...って、自分は海外出張のある仕事じゃないから、意味が無い機能なんですけどね
意味が無いといえば、ソーラー充電というのも、よく考えたらどうでもいいことなのね
だってリチウム電池でも5年とか10年動く時計があるわけでしょ
ソーラーだとそれ以上使えるかもしれないけど
まぁハッキリ言って、飽きるか他の部分が壊れてしまいそうな気がするわけですよ
そういう意味では昔ながらの手巻きの時計の方が
修理や部品交換ができて長持ちしそうな気がしますね
時計に限った話じゃないけど
メンテナンスフリーで10年使えるのと
しょっちゅう手を入れ続けながらも100年使えるのと
どっちがいいんだろうね
...これは経済的な問題だけではなく、文化的な問題でもあると思いますね
話はこの腕時計に戻って
結局この時計が気に入ってしまったのは単純に文字盤のデザインということになります
この時計がウリにしている「ソーラー電波時計」という点は
あまたある時計の中から選ぶという作業を始める取っ掛かりに過ぎなかったのかなぁ
おっと、ホントの一番は予算でしょうが (^^ゞ
この手の時計としては厚みが薄いので気に入っています(8.7mm)
けど、思ったよりもベルトがツルピカだったのがちょっとガッカリ
もっと全体がヘアライン仕上げってのが好きなんですけどね
残念ながら既製品のベルトとは交換できないデザインのようです
そういえば腕時計をすること自体10数年ぶりなのですが
その前もずっと革や樹脂のベルトを使っていたので
ステンレスベルトって学生時代以来?
長さ調整が以前の方式と違っていたのでちょっとまごつきました
店頭で買えばその場で調整してもらえるんでしょうけどね
専用の工具が無いけど、ここを見ながら何とかできました