日本海ドライブ
長いよ~。パソコン通信風に言うと「長文注意」ね
ついでに言わせてもらうと、本日、撮った写真を見てビックリ
画面が暗くて粒子が荒れている...カメラの感度設定が狂っていたみたい
レタッチソフトで何とか見られるように修正したのでありますが
気軽に撮り直しに行けるところではないのでトホホなのであります
「海が見たいねぇ」
このところアクシデントがあったり、気がふさぐ出来事が続いたりしていて
気晴らしに広々とした風景を見たいと思ったのですね
横浜出身のツレアイは湘南海岸あたりをイメージしたのかもしれないけど
埼玉県の奥地に住んでいると新潟に行く方が手っ取り早いのであります
北関東道が全通したので茨城の海も行きやすくなったようですが
あちらはワタクシが大好きな周遊コースが組みにくいからねぇ
というわけで11月23日に照準を合わせていたのですが
天気予報が「その日は雨だよ」と不吉なことを言うのです
せっかく海を見に行くのに雨では...といって日を改めたんじゃ
雨よりも雪を心配しなくてはならなくなってしまいそうです
天気予報を細かく見て行くと、日中は晴れそうな気配でしたので
そこに一縷の望みをかけて決行することにしたのでした
とはいえ、頭の中には大好きな松崎博彦さんの『海によろしく』という歌の
「海は青かった...」で始まる一番ではなく
三番の歌詞が頭の中に響きます...「海は荒れ狂っていた」
と、朝起きてみたらいい天気ですよ
最初は西の空が曇っていて「やっぱり下り坂だな」と思ったものの
みるみる晴れて来るじゃぁありませんか。よし、出発!
本庄児玉ICから関越道に乗って、藤岡JCTで上信越道へ
先月嬬恋へ行ったときは同じ時間帯にビックリするほどクルマがいたのですが
すでに紅葉シーズンのピークを過ぎたのか、本日は少なめです
順調に進んで長野県に入るとこちら側もいい天気
久しぶりにどこにも雲がかかっていない浅間山を見ることができました
この位置からだと横たわったガリバーに見立てるのはちょっとキツイかな
小諸ICから上田方面を見ると雪をかぶったアルプスの山々が見え
初冬から春先にかけてのお気に入りの風景です
並行する「浅間サンライン」を走っていれば『道の駅・雷電くるみの里』で
早朝でも美味しい蕎麦が食べられるのですが、そのためだけに高速を降りるのは...
ということで30分ほど我慢して松代PAに飛び込みます
ここはいちおう生そばから湯掻いてくれますので、PAとしてはそこそこのを味わえます
お腹が減っていたのでボリュームのあるのを食べようかとも思ったのですが
松代「らしい」のと写真映りの良さから『六文銭そば』を注文しました
佐久平、善光寺平を過ぎて、クルマは飯綱高原を左に見ながら進みます
黒姫野尻湖PAでトイレストップ。名前に野尻湖がついても、ここから湖は見えません
混同しやすい野反湖はキスゲが有名ですが、野尻湖はナウマン象で有名です
さぁ、信越国境は目の前です
それにしても青空と、山に降った雪の白さがまぶしい、気持ちいい!
新潟県に入り、妙高高原を過ぎると遠くに見える平らな線は...海!?
この、山の中から海が見えるという感覚は関東平野に住んでいると
なかなか味わえないんですよね
上越JCTで北陸道に入り柏崎方面へ、海の気配が濃厚になったところで米山SA着
ここは日本海が良く見えるのでお気に入りのSAです
なんだったら、このまま長岡へ行って関越道に入り
そのまま埼玉まで帰っちゃえば高速料金が250円...ってわけにはいかないか (^^ゞ
思った以上に道路が空いていたので順調に走って来れました
西山ICで高速道を離れ、国道352号に向かいます
海に沿って進む国道ですが、この施設の場所だけは外周を迂回します
道路からは木々に阻まれ、海はもちろん施設の様子もよく判りません
高速道路に較べて道が狭くなっているので
いくらクルマが少ないといっても飛ばし過ぎないように気をつけましょう
釣り人やサーファーの姿が時折見える海岸を走ってゆきます
時々停まって写真撮ったりしながらね
出雲崎の道の駅、『天領の里』で時計はお昼
前にここに寄ったときは郷土資料館などを見学したのですが本日はパス
「夕凪の橋」のあたりで写真を撮ります
じつは、前の晩に「年賀状用にこんな写真が撮れないものか」と閃いたのですが
来てみたら狙っていた「モノ」はありました
あとはワタクシの腕前...なのですがカメラの設定間違えてたからなぁ
とりあえずどんな写真を撮ったのか、ここでは非公開。来春発表します(笑)
そうそう、この座っている子供は「若き日の良寛さん」だって
この地域は良寛さんのエピソードがいっぱいですね
そういえば町村合併で「良寛町」にするなんて話もあったような
...結局、与板と和島は長岡市になって出雲崎はそのままみたいだけど
そうそう、『天領の里』から10分くらいのところにあるこの場所
今はどちらも長岡市なんだけど、数年前までは国道を挟んで
丘側が和島村、海側が寺泊町だったんですね
で、丘の上にキャンプ場がありまして、二夏続けてキャンプしたことがあるんです
...行政域内に海が無いのに海水浴場至近のキャンプ場(笑)
ツレアイといやぁ懐かしいねと言ってるうちに寺泊に着きました
お昼は当然いつものあそこ、『海風亭日本海』です
キャンプに帰りにはここに寄ってお風呂に入り
3階の大広間でのんびり食事をして帰ったもの、だったのですが
入って行くと人がいっぱいで「お名前を書いて呼ばれるのをお待ちください」
ご商売繁盛、なによりでございます
昨日は iPod touch のピントが合わないカメラで撮ったのを載せたので
米山SA同様、途中のFreeSpotからアップロードするつもりだったけど
ネットが繋がる場所が無かったりして、結局家まで帰ってきちゃったのね
一眼レフの口径62mmレンズの解像度で再掲載します
「サザエの刺身」「海鮮串揚げ」「三段ちらし」ですね
お腹がいっぱいになったところでクルマを移動して
魚のアメ横で定石どおりにお土産を買ってまいりました
ホントは地魚を買い込んで自分で捌いたり焼いたりするのが美味しいのだろうけど
正直言って家に帰ってそこまでやってる時間もないので
帰ったらすぐにそのまま食べられそうなのと
保存が利いてちびちび食べられそうなものになってしまいます
いまさらですが「寺泊のもの」を買って帰るというよりは
「寺泊という場所」で買って帰ることで満足なんでしょうなぁ
判る人には判る、というか、ほとんど私信モードになりますが
トチロウさん、ほら、以前一緒にキャンプしたことがあったでしょ
公園内はキャンプ禁止だから、フェンスの外側のコンクリの上にテント張って
夕立に遭ったから公園の東屋でエビの殻剥いて食べたりした...
あのときのコンクリの下は砂浜で、波打ち際まで伸びていたと記憶しているのですが
昨日行ってみたらコンクリの高さまで草に覆われた地面で
波打ち際というのが見えなかったんですよ
いやぁ、年月というものを感じました
時間に余裕があれば更に足を伸ばし
越後七浦シーサイドラインを角田浜あたりまで行ってみたかったのですが
それをやったら「せっかくここまで来たのだから」とさらに寄り道しそうだし
帰りの渋滞も心配だったので、ここで時間切れとして帰途に着きました
帰り道は関越道経由の時間・距離優先ルートなのですが
カーナビがタコというか妙にインテリジェンスな奴でして
往きに通ったコースを「学習」してしまい
どうしても上信越道経由で帰らせようとするのですね
強引に関越道に突っ込むと
「小千谷ICで降りて引き返せ」「六日町ICで降りて引き返せ」
「越後湯沢ICで降りて...」そこまで上信越道にこだわるかい!
もちろんワタクシだってルート案内は必要ないんですけどね
ただ、家までの距離と所要時間が判るから使っているのですが
こう遠回りを表示して100kmも余計な距離が出ると
ガソリンが足りるかどうかが計算できないじゃないですか
帰りは途中で夕暮れになるから、景色を楽しむのは諦めていたのですが
雪に覆われた山肌が、夕日を浴びて朱色に染まるのを見られたのはラッキーでした
...あ、写真じゃうまく出てないな
そうそう、まだ大丈夫だろうと夏タイヤで走り、実際そうだったのですが
ただ、越後川口あたりでは遠くの山だけではなく路肩に雪があったのにはビビリました
それと、土樽PAでは入り口の表示板が「金属チェーン」「スタッドレス不可」とあり
これもまたビビリます...でも、雪や氷の様子はなかったけどなぁ
写真には撮れなかったのですが
赤城ICから坂道を下って渋川伊香保ICが近づくと、一気に景色が開けるところがあります
まさに「ここから関東平野が始まる」って雰囲気なんですが
ここを夜に走ってくると、渋川・前橋・高崎の夜景が広がって、ちょっと感動します
さすがに関越道、関東地方に入ると交通量が増えますが
それでも渋滞に巻き込まれず、最後まで順調に走ってこれました
天気も上々、景色も上々、気分はスッキリです
この周遊コースはお気に入りで、これまでにも何度か走っているのですが
途中でキャンプしたり、仕事で走ったりとパターン違い
6年前に逆周りで走ったときのことは、このブログに書いてますね
あの時はメインの目的に合わせた結果、早く新潟に着く必要があったのですが
ドライブを楽しむのなら、今回のように右回りがいいなぁと思います
コメント
エンドウマメ
寺泊から角田浜に向かって行くと、手前に我が浦浜があります。
角田山が風光明媚で、角田浜はキャンプも出来るスペースがあり
とってもいい場所です。 そしてカーブドッチと云う、最近は
首都圏から来られるワイナリーとスパを備えた施設がありますが
マメ的には、旧巻町の「じょんのび館」の温泉施設がいいなぁと。
まつお
▽エンドウマメさん
そうそう、マメさんの故郷は巻でしたね
ウチの両親は隣の曽根です...今はどちらも新潟市西蒲区ですね
だから角田浜まで行ったら曽根に寄って墓参りをしようかなとか
それとも手前を右折して弥彦山に行ったらちょうど菊まつりやってるなとか
日帰りドライブでは収拾がつかなくなってしまう恐れがあり
今回は思い切って寺泊で帰途に着きました
6時には家に着いたので、普段仕事しているよりも早かった(笑)
エンドウマメ
西蒲原郡で残っているのは、弥彦だけとなってしまいました。
でも寺泊が長岡市だと云うのは、今も違和感を感じますよね。