食べ損ねた栗ご飯

 

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「炊き込みご飯...栗ご飯が食べたいなぁ」

息子がそんなことをつぶやきました
毎日夕方になると献立のことで頭がいっぱいのワタクシにとって
渡りに船の言葉であります
いつも行くスーパーに『栗ご飯の素』があったのを思い出し
おととい買って参りました

  手抜きと言われるかもしれませんが
  自分で栗の皮を剥いて、というのは時間的にもちょっとご勘弁を

で、家に帰って、今からじゃ時間がかかるからこれは明日だな
と棚に仕舞おうとしてパッケージをよく見ると
賞味期限が「12.10.20」...? ん、12月10日? いや12年10月?
まてよ、今は11月だったよな?
3週間も前に期限が切れてるじゃん!?

シンデレラのカボチャの馬車と違って
賞味期限というのは、その日を過ぎたら即座に食べられなくなるのではなく
そこから徐々に味が落ちてゆくという目安の日であることは承知しています
しかも、食品メーカーは安全のためにマージンを取って短めに設定していますから
そのまま食べても大丈夫だろうとは思います。加熱もするしね

しかし、徐々にとはいえ味が落ち始めて3週間ですからね
缶詰なんかは製造後半年くらい経った方が味が染みて美味しいともいわれますが
これはそういう保存食品ではありませんから
やっぱり美味しさが落ちているような気がします
同じ金を払うんだったら、やっぱり美味しい方がいいです

それでまぁ翌日(つまり昨日ですね)仕事帰りに買った店に持っていって
できれば新しいものと替えて欲しいと申し出たのですが
残念なことに、製造日の新しい商品はありませんでした
そればかりか、昨日の商品棚にはひとつも残っておらず
一緒に並んでいたはずの『五目ご飯の素』や『松茸ご飯の素』もありませんでした
  想像するに、お店のほうでも古いことに気づいて撤去したのかも
仕方ないので再びその『栗ご飯の素』を持ち帰り、ということはなく
やっぱりそれは店としても売れないでしょうから返品ということになり
お金を返してもらって帰ってきたのです

そして本日、別のスーパーに行ってみたのですが
そこでは『栗ご飯の素』は売っておらず
見回すと、普通のナマの栗も売っていないのでした
...もう栗のシーズンは終わったのでしょうかね?

『むき甘栗』でしたら売っていたのですが
まさかそれをご飯に炊き込むわけにもゆかないでしょう (^^ゞ

またなにか献立を考えなくてはいけません
それにしても栗ご飯、ワタクシも食べたくなっていただけに残念です
返品しないで、あれで作っちゃえばよかったかな
 
 
 

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