続・ジャパンブルー

 


5月に藍染体験、というかオリジナルTシャツ作りをしたわけですが
けっこう面白かったので、そのあと図書館から本を借りてきたりして
絞り染めについて、いろいろ学習していたのです...

「あ、これっ! いい!」


裾からグラデーションっぽく鱗模様が入ったワンピースの写真が目に留まりました

『棒絞り』という技法だそうですが
解説を見る限りではそれほど難しくなさそうです
よし、今度はこれをやってみようと思い立ち
洋品店に走ったら、うまい具合に前回と同じTシャツがありました
それを持ってさっそく...といきたかったのですが
牧禎舎さんも予約でいっぱいだったりして
一か月ほど待って、ようやく24日に行ってきました

棒絞りというのは
生地を棒に巻いてゆき、それを両側から圧縮します
その時にできる細かいしわが鱗のようになるという技法なのですね

写真提供:牧禎舎 様
   

圧縮部分が戻らないようにゴムなどで止めるのはいいとして
棒に巻いた生地が戻ってくるのを防ぐにはどうしたらいいでしょうか?
物干し竿用の洗濯バサミをお借りしてみたんですが
やっぱり巻いた生地が戻ってしまいましたね
そして、鱗模様が期待したようにはできませんでした
背中側が全然ダメです
  ひょっとして、お手本にした本も
  背中側がうまく出ていなかったりして

で、いちおう巻く向きを考えたはずなのですが
袖は反対に表側ではなく背中側に鱗模様が出てしまいました (^^ゞ


やっぱり難しいですね
でも、確実に狙った通りの模様が出せるようならプロですよ
まぁこちらも自分が着るつもりのTシャツでやってますし
染めるプロセスや、意外な結果を受け入れて愉しむことにしています

とはいっても、紺シーズン、いや今シーズンの藍染はこれでおしまいですね
同じ色のシャツばかり増えても面白くないし
正直言って、それなりに費用も掛かりますので...(^^ゞ

ところで、前回と同じシャツを持って行ったのですが
計量したら20グラム軽かったのですね
これで体験料が前回より400円お安くなったところに加えて
例の「投票済み証明書」の提示で100円割引になったので
  なにが「思うことあって」だよ、単に割引目当てじゃないか(笑)
Tシャツの費用が丸々浮いた計算になったのでした
めでたしめでたし(笑)


7月31日附記:

 どうもシャツの写真の色合いが悪く
 これは時間の都合もあって電球色の室内で撮ったせいもあるけど
 せっかくの仕上がりがうまく伝わらないので
 前作と一緒に庭の木に吊るして撮り直しました

 あ、ところで上の記事に載せたシャツのアップ画像
 「ジャパンブルー」でもそうなんだけど
 マウスを乗せると部分アップになるって判ってました?