東京⇔広島:1986.5.10,11
(東海道新幹線乗車録その5)

 



広島のイメージというと映画「仁義なき戦い」
今風に言えば「反社会的勢力の人々」なのであった
行ってみたら、なるほど路面電車にも優先席があった

大学時代の友人の結婚式に招かれて
当時の同級生の3人で行ってきたのですね
この時不参加だったもう一人を加えて
大学4年間を通じて仲の良かった5人組なのですが
知り合ったキッカケというのが
入学時のオリエンテーションで席が近かった、というか
学籍番号がほとんど連番というか
そんな単純な出会いなのですが
今でも年賀状のやり取りが続いております

実は、この「自分はこれまでに何回新幹線に乗っただろう?」という疑問は
ずいぶん前、今年の初めか去年くらいから気になっていたのでありまして
  11月7日註記:一昨年の夏の日付が入ったメモを見つけた
それがたまたま東海道新幹線開業50周年ということで
タイミングを合わせて記事にしたのですが、下書きの段階まで
この広島行きのことをすっかり忘れておりました
いよいよブログ記事をアップロードする直前になって思い出した次第

広島での出来事はけっこう印象深く覚えているんだけどね (^^ゞ

で、その広島での話は
例の近況報告誌に面白おかしく書いてあって
今回もまた引き写そうかと思ったのですが
文章は長いし新幹線とは関係ないので項を改めることにして
別のページに書いてあった日記めいたものを書き写します

 5月11日:昔の旅人なら一ト月以上かかったであろう、いや、そもそも来る用事さえ無かったであろう距離を5時間でぶっとんでくるというのはどこか無理があるに違いない。ほれ、わしはもうくたくたじゃ。と言っていたのが突然帰りの新幹線で生き返った。かつて旅から旅へYH(ユースホステル)を渡り歩いた頃の体調が甦ったのだろう。ノドは乾く腹は減る、車内販売のワゴンはまだ来ぬか。ええい、何をしておる手打ちにいたすぞ。
 流れる農村風景と僕を隔てるガラスに、旅で出逢ったあの人が「あいかわらずですね」と微笑んで消えた。「あの人」が何処で出逢った誰だったか、少しビールに酔った僕には思い出せなかった。

早いというのは便利いいことだけど
人間の生理がついてゆけないんじゃないか?
この時は2日目にはどうやら順応したようだけど
そして世の中には新幹線通勤してる人もいっぱいいるけど
どこか無理があるんじゃないかと
内心考えてしまうのです

物理学だかSF小説だかで
「高速で動いていると時間が早く進む」という理論があったような...
毎日新幹線に乗っていると、それだけ早く老けちゃうのかな?

リニアは磁気で肩こりが治るかもしれない


東海道新幹線乗車録その1

東海道新幹線乗車録その2

東海道新幹線乗車録その3

東海道新幹線乗車録その4

東海道新幹線乗車録その6

東海道新幹線乗車録その7